シンヘソンドラマ『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフあらすじにキャスト紹介と感想と見どころ

『哲仁王后』と書きまして、チョルインワンフと読みます。

副題の 〜俺がクイーンに〜 からも察しが良い方はお分かりのように良くある男女入れ替わっちゃうドラマって言ったらそれまでなんですが、、。

この韓国ドラマは、超自己中の現代人の女性好きの男性の魂が朝鮮時代女性の体に宿ってしまう時代劇です。

しかも その魂が宿った女性が、王后の体!

その王后を演じているのが、演技派としてその名を馳せるシンヘソン。

このシンヘソンの従兄弟役で、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのナイヌも登場!

奇想天外な新しい時代劇。

シンヘソンが見どころ満載『哲仁王妃〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフで新たな時代劇を演じます。

私の一推し時代劇と言っても過言じゃありません。

どうぞ 最後まで読んでくださいね。

シンヘソンドラマ チョルインワンフ『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』あらすじ

予期せぬ事故で現代から朝鮮時代へとタイムスリップして、陰謀渦巻く宮廷の暗闇の中に巻き込まれてしまうチャン・ボンファン(チ・ジニョク)!

果たして、彼は朝鮮時代を生き延びて、再び韓国へ戻ることができるのでしょうか?

めっちゃ簡素なあらすじですが、加筆すると韓国ドラマあるあるが満載です!

まずは、男女が入れ替わる。

朝鮮時代の陰謀渦巻く王宮が舞台。

期せずしてなった王様。力不足の王様。殺人。側室との確執。

ちょいとドロドロ、、。

などなど この中にコメディ要素もふんだんにぶっ込んであります。

「ぶっ込む」なんてちょっと表現が乱暴ですね。

でも そのくらい細かいところまでの「コメディ」化が、シンヘソンドラマ『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』の見どころです。

シンヘソンドラマ『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』は、王道時代劇の部分がきっちりベースにあります。

時代劇としても十分見ごたえがあります。

だからこそ 時代劇の中でクスッとしちゃうコメディが成立するんですね!

「これって、時代劇じゃなかったっけ?!」って思いながらどハマり間違いなし、見なきゃ韓国ドラマ仲間と話し合わなくなりますよっ!


シンヘソンドラマ チョルインワンフ キャスト シン・ヘソンのプロフィール

生年月日:1989年8月31日  32歳                                                 身長:172cm

韓国女優シンヘソンは、自らプロフィールを作ってエージェンシーの戸を叩きまくるものの書類審査落ち.

オーディションすら受けられない日々を過ごした苦労人。

(確かにルックスが、、。かもです。でも落とした人、今頃後悔の日々ですね。)

清らかでかわいらしいイメージのためか背の高さに驚かれることが多いらしい。

って、172cmだと共演する方を選ばなきゃですもんね。

私もここまで背が高い女優さんだとは思いませんでした。

2012年に『学校2013』で韓国ドラマ界にデビューすると次々に出演しまくります!

『彼女は綺れいだった』、『秘密の森』、『黄金の私の人生』、『30だけど17です』、『ただひとつの愛』、『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』(チョンルインワンフ)などなど

そして、“人間ビタミン” “ロコ(ロマンチックコメディ)女子” “視聴率クィーン”

シン・ヘソンと言う名前の前に色んな「彼女の強み」を表すような肩書きがつく、そんな女優さんです。

これだけ様々な役をこなし、色んな「肩書き」が付くと言うことは、それだけ演技力にも長けてると言うことですから、、。

ルックスだけの女優さんとは一線をかくす存在なんですね。

実際 『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフでも「これは、シンヘソンだったからできたドラマじゃないか?!

と思うほどの演技力です。

シンヘソンドラマ『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフでは、哲仁王后(ソヨン)を演じてます。


シンヘソンドラマ チョルインワンフ キャスト キム・ジョンヒョン

生年月日:1990年4月5日                                                                             身長:183cm

2016年の映画「超人」を通して韓国映画界最高の期待株に浮上し、

ドラマ「嫉妬の化身」で安定的な演技で視聴者を魅了し、その後も多数のドラマに出演。

作品ごとに違ったイメージで活躍し注目され、2017年、ドラマ「学校2017」の出演で

今度は、広告界からのラブコールも相次いだ。

『嫉妬の化身』、『逆賊:民を盗んだ盗賊』、『ピング』、『愛の不時着』、『哲仁王后』、『コクドゥの季節』など

昼間はカカシ(操り人形)王、夜は改革を夢見て活動するという2つの顔を持つ第25代朝鮮王。

無能な王のふりをしている哲宗を、人は家族と同様に殺されることを恐れて震えていると噂しているが、実際の彼が本当に恐れていることは、何もできないまま無能王で死ぬことだった。

過去アンソンキム氏によって濡れ衣を着せられた家族が永平君(イ・ウク役ーユ・ミンギュ)以外皆殺しにされ、

そのためアンソンキム氏を憎悪し、こっそりと兵法を習ったり自分の味方を集め、王権を強化しようとする王の役。

なのでファジン(側室)を可愛がり、アンソンキム門のキム・ソヨンを冷遇する。

最初は、王后に興味がなく、冷たい態度をとっていたので、まさか王后の身体の中に「男性」がいる!

なんてことに気づくはずもなく、ただただ 王后に憎しみを抱いてました。

ところが、あまりの王后の変わりように「あれっ?!」の連続で、「この人一体どうしちゃったの?!」的な感じで惹かれていきます。

私が、最初に見た韓国ドラマのジョンヒョンはコミカルな役でした。

なので、「へっ、この人が王様やるのぉ〜?!」って感じだったんですが、ちょっとひょうひょうとしながら、戸惑っている王の役が、二枚目ではないコミカルなジョンヒョンにこれまたピッタリです。

それもジョンヒョンの演技力の高さですね!


シンヘソンドラマ 『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフ 主人公にも負けないユニークで魅力的なキャスト

シンヘソンドラマ『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフには、シンヘソンの名演技をばっちり受け止めるだけのキャスト陣が揃ってます。

大きく分けると「哲仁王」側

シンヘソン演じる「王后」側

シンヘソン演じる「王后」の実家で代々権力を握ってきたキム家となります。

私は、ブログに相関図を載せません。

韓国ドラマを見ているとその展開の速さに「あれっ、この人って誰の味方だったっけ?!」

そのようなことがしばしばあります。

そのくらい 韓国ドラマは、見ているこちらも「騙されているのでは?!」と思うような展開があります。

ですので、一概に相関図だけでは分からないところがあります。

韓国ドラマを見るときには、見ている私たちも「あれっ これ誰だっけ?!」を楽しんで欲しいんです。

それでは、チョルインワンフの主なキャストを紹介してまいりましょう。

チャ・チョンファ:チェ尚宮役

チョンファの馬ズラ(失礼)が、今までにないコミカルな尚宮にバッチリです。

あまりの暴れ馬のような王后の行いに「いいえ、それはなりませぬ!」を連呼し、人里離れた山の中で王后への不満を叫ぶ、、。

尚宮が、思い余って、王后への不満を口にする。

そんなシーンも他の時代劇では考えられないシーンです。

チェ・ソウン=キム・ソヨン付きの内人(ナイン)ホン・ヨン役 

ソヨンに子供の頃から仕えている小間使いで、キュートなルックスに臆病な性格(そうは見えない)とは異なり、身体能力・生活能力が高い。

彼女も全く変わってしまった王后を素直になんの疑いもなく接したりする順応性がおかしかったりします。

ユ・ヨンジェ=キム・ファン役(ソヨンの従兄弟)

そのソウンに思いを寄せるキム・ファン役にユ・ヨンジュ。

何か空気が読めないイケメンだけど残念な役。

友達が居ない寂しいけど憎めない奴を演じてます。

キム・イングァン=マンボク役

チェ尚宮といつの間にかお互いに恋心を抱く黒髪が綺麗なテリョンスクス。

このマンボクが良い味を出していて、水刺間の待令熟手(テリョンスクス 総料理長)を演じてます。

現代では青瓦台(大統領府)で最年少シェフになったボンファンの魂が宿ったヘソンに、水刺間をいじくり回されイライラしっぱなし。

でも 想像もつかない食べ物を作るヘソンの料理を必死でメモする、自分のプライドとの間でもがく姿も面白いです。

チャン・ボンファン役=チェ・ジニョク

青瓦台のカリスマ料理長 大の女好き ドラマの中では、ほぼ声での出演が多いです。

ソル・イナ:チョ・ファジン役

哲宗の初恋の相手で側室 哲仁王后を憎んでいる。

ユ・ヨンギュ:永平君役

哲宗の異母兄 ソヨン(王后)が敵か味方か最後まで疑っている。

イ・ジェウォン:ホン別監役

哲宗の友人 王にタメ口をきく実力はある役人


シンヘソンドラマ チョルインワンフキャスト 哲仁王の敵でありかたきでもあるキム家側!王妃も本来はこちら側

ナ・イヌ:キム・ビョンイン役

ソヨン(王后)とファンの従兄弟の従兄弟役

子供の時からソヨンを愛しているので、ソヨンを最初殺そうとした哲仁王を憎み、ソヨンを守るために義禁府に出仕します。

彼のしつこいまでの哲仁王に対する恨み、嫉妬。

「何でそこまで?」な感じです。

ナイヌの颯爽とした立ち回りも見どころの一つです。

ペ・ジョンオク=純元(スノン)王后(テワンデビ、の祖母)役

この純元王后(王様の祖母)が恐ろしいまでに悪賢く残酷なんですが、

実はアンチエイジングが趣味と言うか、常にどうしたら若く見えるかに執着する姿が現代に通じて面白いです。

現代だと54歳くらいの年齢を演じてます。(ちなみにサザエさんの母、船さんと同い年)

キム・テウ:キム・ジャグン役

純元王后の弟 キム家の権力争いの主犯格

チョン・ペス:キム・ペングン役

ソヨンの父 ともかく財に目が無い

「俺がクイーンに」の本来の哲仁王后チョルインワンフの姿とは?!

本来のヘソンの役どころは、お家のため、亡くなった母の死を無駄にしないため、父への親孝行のために中殿になることに最善を尽くして生きていた。

初めて会った時、哲王宗を好きになっていたソヨンは、政略結婚ではなく愛ある結婚になると思い、喜んでいた。

しかし入宮し、哲王には初恋の人ファジン(ソル・イナ)がいて、自分の居場所がないと分かり絶望する、、。

そんな悲劇の王后なんです。

ドラマの中では、たびたびこの真の姿の王后も出てきます。

同じ人が演じているのか?と感じまるほど、ヘソンの演技の見せ所です。

とてもおしとやかで、悲しい哲仁王后を演じてます。

ですが、私は、なんと言っても男性になりきるシンヘソンの演技が大好きです!

その演技が、このドラマの「鍵」と言っても良いです!

シンヘソンドラマ『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフ見どころ

タイムスリップして憑依する場合で、同性ではなく男性が女性の体に入るとどうなるのか?

しかも 「〜俺がクイーンに〜」では王后の身体の中に入ったのは、現代に生きる「俺様系」のボンファン!

そして、ボンファンは、女性取っ替え引っ替えの大の女好き!

なので、女性の体に入ったと分かった後も女好き行動が止まらない。

王室で自分のためのハーレムを作ろうと思ったり、妓生(キーセン)と遊びたくて、男装して潜り込み飲みまくったりと まぁ、派手に色々とやらかします。

見た目は王后そのままなのですが、言葉使いも男性。

しかも現代用語がついつい出るので、周りの朝鮮王朝の人々は、みんなキョトンとしております。

歩き方も肩で風切るようにガニ股で、チョゴリをたくし上げて走ります。

ボンファンとしての登場回数はそんなに多くなく、この現代人の男性の魂が宿った王后を演じているのが、シンヘソン(キム・ソヨン役)です。

このヘソンの演技が卓越していて、本当に自分を男性だと思い込んで演技しているとしか思えない素晴らしさです。


シンヘソンドラマ 韓国時代劇の新しい形『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフ!

シンヘソンは時代劇初挑戦ですが、そんな事が信じられないほど、しとやかで気品のある王后と男性の魂が宿った王后を見事に演じ分けています。

王様役のキム・ジョンヒョンと尚宮(サングン)役のチェ・チョンファは『愛の不時着』以来の共演です。

キム・ジョンヒョンとチェ・チョンファは以前から気になってた俳優さんです。

私は、今まで 尚宮役のチェ・チョンファやシンヘソンに対しては、ミステリアスな悪女のイメージしか持ってませんでした。

ですが、このドラマですっかりチェ・チョンファのファンになりました!

そして、シンヘソンの名演にすっかり魅了されました。

時代劇はちょっと苦手。

見ない。

そんな方にもおすすめなコミカル、ファンタジーな要素も併せ持った新しい時代劇としてオススメです!!

シンヘソンドラマ『哲仁王后〜俺がクイーンに〜』チョルインワンフは、本当に面白いので、是非みてください!

Netflixで配信中


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