「百想芸術大賞」2020年、21年、22年受賞作品のあらすじと見どころ

韓国の総合芸術賞「百想芸術大賞」(ペクサン芸術大賞)受賞作品は?!
長い歴史と信頼ゆえに「韓国の演技者たちが最も受賞したい賞」と言われています。
(韓国のゴールデングローブ賞とも言われてます)

 

地上波・ケーブル・Netflix配信など放送形態は問わず、韓国産のドラマであればすべてが対象であること、

視聴率や話題性だけではなく“芸術性”の観点から、作品性、演技力を優先した選考がされるのが特徴です。

高い評価を受けた選ばれし名作韓国ドラマをチェックできる、そんな韓ドラファンには見逃せない賞です!

そんな「百想芸術大賞」で22年、21年、20年受賞(作品関連賞や最優秀演技賞)した選ばれし韓国ドラマを一挙ご紹介します。

あなたのお気に入り、まだ見てない作品をチェックしましょう!

どうぞ最後まで読んでくださいね。

2022年「百想芸術大賞」受賞作品のご紹介『イカゲーム』

勝てば天国、負ければ…即死。賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。

Netflixから引用

出演者 イ・ジョンジュ パク・ヘス ウィ・ハジュン

22年の「百想芸術大賞」でテレビ部門の最高賞である大賞を含む三冠に輝いたドラマ。

壮絶なデスゲームで世界中を魅了したNetflixオリジナルドラマ。

大賞には、審査員が満場一致で決定したそう。

ネット配信作品が大賞を受賞したのは初めてのことです。

46日連続で世界のネットフリックス1位を記録し、爆発的な人気を集めた本作品。

「デスゲーム」という誰もが没入しやすい題材はもちろん、五感を刺激する奇抜なビジュアルと、スピーディなストーリー展開で世界中の人々の心を掴みました。

シンプルなストーリー展開、全9話と見やすい話数で、週末にサクッと一気見できるのも良いですね。



百想芸術大賞受賞作品、歴代最高Netflix作品『D.P.ー脱走兵追跡官ー』

兵役義務により入隊した青年が、軍の脱走兵を追跡する部隊に配属されることに。任務にあたるなかで、脱走した兵士たちがそれぞれ抱える過酷な現実が見えてくる。

Netflixから引用

出演者 チョン・ヘイン ク・ギョファン キム・ソンギュン

「百想芸術大賞」で、ドラマ作品賞と共に、チョ・ヒョンチョルの助演賞、ク・ギョファンの新人演技賞で3冠に輝いたのが、Netflixオリジナル『D.P. -脱走兵追跡官-』。

「歴代最高のNetflixオリジナル作品」と、韓国内でも高い評価を得た作品です。

韓国の徴兵制の闇に迫り、軍隊の不条理と「傍観する社会」へのメッセージを投げかけた本作。

「社会派」な作品でありながらも、チョン・ヘインとク・ギョファンの抜群の掛け合いが絶妙なバランスで笑いと安心感を生み出し、

エンターテイメント作品としても高い完成度になっているのが評価せれたポイントでもあります。

全6話と短いながらも、心に何か訴えかけるものがある、そんな深い作品でもあります。



百想芸術大賞受賞作品、社会派Netflix作品『未成年裁判』

未成年犯罪への嫌悪を抱きながら、正義と処罰に対する信念を貫く冷静沈着な少年部の判事。その仕事は、複雑な事件と向き合い、罪を犯した若者に審判を下すこと。

Netflixから引用

出演者 キム・ヘス キム・ムヨル イ・ソンミン

今年の「百想芸術大賞」で脚本賞を受賞したのが、Netflixオリジナルの『未成年裁判』。

少年犯を嫌悪する判事が、ある地方裁判所少年部に新たに赴任することで繰り広げられる少年犯罪と彼らをめぐる人々を描くヒューマン法廷ドラマです。

『シグナル』、『ハイエナ−弁護士たちの生存ゲーム–』などで

視聴者を魅了し続ける女優キム・ヘス、『ミセン』などで知られる名優イ・ソンミンなど演技派俳優たちが集結!

少年犯罪をめぐる社会と大人たちにメッセージを投げかける、必見の社会派ドラマです。



百想芸術大賞受賞作品、歌手出身俳優初の受賞作『赤い袖先』

没落した一族の娘ソン・ドギムは、見習い宮女として宮廷に仕えていた。物語の朗読が上手く好奇心が旺盛で、誰からも愛されるドギム。一方、国王・英祖 の孫で世孫のイ・サンは、祖父により父を死に追いやられ、孤独に宮廷で暮らしていた。サンは、ある出来事からドギムにほのかな想いを寄せるようになる。しかし、2人に 再会する機会は訪れなかった。数年後、聡明で美しい宮女に育ったドギム。再び偶然がドギムとサンを結び付けるが…。ドギムを愛しながらも、国王として国を第一に 考えねばならないサン。ドギムとの切ない恋愛の行く先は――?

Filmarksから引用

出演者 ジュノ イ・セヨン カン・フン

『2021 MBC演技大賞』では驚異の8冠を受賞、最終話では17.4%という高視聴率を叩き出し、21年ラストに本国を席巻した『赤い袖先』。

絶大な人気を得た脚本家カン・ミカンの同名の小説を原作に、優れた演出としっかりとしたストーリー、

ジュノとイ・セヨンの卓越した演技力により、「新たな名作史劇の誕生」と言わしめました。

「百想芸術大賞」では、作品賞、演出賞、最優秀演技賞(ジュノ、イ・セヨン)など7部門でノミネートを果たし、

今年の大目玉といっても過言ではなかった本作品。

複雑な感情を抱えたイ・サンの生涯を繊細に表現したジュノが、『イカゲーム』のイ・ジョンジェなどそうそうたる俳優陣を抑え、

歌手出身俳優として史上初の最優秀演技賞を受賞しました。


百想芸術大賞受賞作品、1位を総なめにした韓国ドラマ『二十五、二十一』

1998年という時代を背景に、夢を奪われた若者たちのジレンマと成長を描いたストーリー。キム・テリ演じるナ・ヒドとナム・ジュヒョク演じるペク・イジン…2人が初めて互いの名前を呼び合ったのは、22歳と18歳のとき。今、25歳と21歳になった2人は、胸躍る初恋と、温かい友情のはざまで揺れ動く。まぶしい恋と成長、そして、5人の友人グループ内の人間関係や、その中で巻き起こる問題に頭を悩ます…観る者に激しくも美しい若かりし日々を思い出させてくれる。

ORICONから引用

出演者 キム・テリ ナム・ジュヒョク ボナ

話題作が続々と登場している今期、同時間帯視聴率1位、

TVドラマ話題性部門でも1位に輝くなど、日韓で爆発的な人気を集めた作品。

「百想芸樹大賞」では、圧倒的な存在感と唯一無二の表現力でキム・テリが、

最優秀演技賞を受賞しました。

爽やかな青春ストーリーと、まるであの名作『応答せよ』シリーズを彷彿とさせるレトロな演出もさることながら、

本作の魅力は、爽やかな青春ロマンスに留まらず、生まれた時代によって夢を奪われた若者たちの苦悩を描いていること。

困難を乗り越える若者たちの姿は、先行きが見えない今のこの時代を生きる私たちに勇気を与えてくれるそんな作品と言えます。

キム・テリとナム・ジュヒョクが織りなす、ロマンスの行方にも大注目です!


「2020年度受賞作品」

『椿の花の咲く頃』大賞、脚本賞、最優秀演技賞(カン・ハヌル)助演賞(オ・ジョンセ)

『ストーブリーグ』作品賞

『夫婦の世界』演出賞、最優秀演技賞(キム・ヒエ)


「2021年度受賞作品」

『悪の花』演出賞

『怪物』作品、脚本、最優秀演技賞(シン・ハギョン)

『ペントハウス』最優秀演技賞(キム・ソヨン)


2023年度注目作品は?!

まだ、始まったばかりですが、、。

『悪い母』『キング・ザ・ランド』『得する詐欺』『終末のプロフィール』『生まれ変わってもよろしく』『イ・ドゥナ!』『悪霊』『恋人』などが挙げられています。

また、「2022年よりも豊作ではないか?!」そんな声も飛び交っています。

ブレイク前の新人や全く注目されてなかった若手製作陣が、

急に「受賞者」になる、誰にもチャンスが訪れる「百想芸術大賞」

今年も韓国ドラマ界に期待しましょう!!



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