〈厳選集1〉に続きミュージカル映画史に輝く【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作から、泣ける映画、ディズニー長編アニメまで〈おすすめ30選〉のご紹介、〈厳選集2〉!
【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作の歴史まで〈厳選集1〉と〈厳選集2〉を見たらわかっちゃう!
【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作30選、〈厳選集2〉のご紹介をします。
どうぞ最後まで読んでくださいね。
- 【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
- 【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
- 【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
- 【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
- 【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
- 【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
- 【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
- 【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈泣けるミュージカル映画〉
- 【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈実写版ミュージカル映画〉
- 【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈アニメミュージカル映画〉
- 【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈感動するミュージカル映画〉
- 【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈抑えておきたいミュージカル映画〉
- 【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈番外編〉
【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
1★『有頂天時代』(うちょうてんじだい)
ポップ一座の舞台で踊り手をしていたラッキーは、婚約者のマーガレットと結婚することに。
だが、賭博に夢中になるあまり結婚式に遅刻。怒ったマーガレットの父親に2万5000ドルを貯めるまでは結婚は延期だ!と言い渡されてしまい、再びニューヨークへ。
そこでラッキーは美しい舞踊教師ペニイと知り合い、素人の振りをして彼女に弟子入りすることに、、。
監督 ジョージ・スティーヴンス
脚本 アラン・スコット他
出演者 フレッド・アステア ジンジャー・ロジャース
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースは、ハリウッドミュージカル映画黄金期のダンスの名コンビ!
この2人が踊る映画は、大ヒット!『有頂天時代』なんて誰が付けたのか、なんとも言えない「古さ」を感じますが、このコンビの踊りは永遠です!
そんなに、身長の高くないアステアは、ジンジャーとは、そんな点でも踊りやすい相手だったのかも知れません。
男性は、普通 女性をリードして踊りますが、このコンビは「台頭」です!
でも そう思わせながらアステアのダンサーとしての魅力は、自分自身もタップダンスなどの1人でのダンスも卓越!
しかも女性とのダンスシーンでは、女性をさりげなくリードしながら、自分の世界観に持って行ってしまうところ!
この映画は、ダンサーがダンサーを演じてる映画なので、〈映画史に残るコンビがスイング三昧!〉と副題がついているほど、
スイングのリズムに乗って、踊りまくります!
これは、ソファーに座りながら観てても勝手に手や足がリズムを刻み出す。そんな楽しい【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作です。
DVDのみ
【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
2★『トップハット』
ロンドンに招かれたアメリカのダンス・スター、ジェリーが興業主ホーレスと共に滞在中のホテルに、ヴェニスで過ごすホーレスの妻マッジから、週末に彼に紹介したい女性がある旨の連絡が入る。
気をよくした彼は部屋で一踊り。
しかしハメを外しすぎたジェリーは、下の部屋に住むアメリカ娘のデールから苦情を言われてしまう。
監督 マーク・サンドリッチ
脚本 ドワイト・テイラー
音楽 アーヴィング・バーリン他
出演者 フレッド・アステア ジンジャー・ロジャース
この『トップ・ハット』は、アステアとロジャースのミュージカル映画の中でも「1番の作品」の呼び声高い名作です。
もう2人のダンスの安定感がハンパないっ!
でも 何度観ても飽きることはありません。
ストーリー自体は、ミュージカル映画あるあるの、「誤解が誤解を呼ぶ」そんな感じです。
トム・ハンクス主演『グリーン・マイル』でコォーフィが死刑になる前に「何かさせてくれ!」と看守たちが秘密でコォーフィに観せたのが、
この『トップ・ハット』のアステアとロジャースが踊る〈Cheek and Cheek チーク・アンド・チーク〉です。
チークダンス。女性と男性が頬をくっつける様に踊るロマンティックなダンス、、。
ジンジャー・ロジャースが踊るシーンで、「あの人は、エンジェルだ!」とコォーフィがつぶやく、、。
悲しいけど最後に少しでも嫌な世界を忘れられて、幸せを感じてくれたら嬉しい!
そう『グリーン・マイル』を観てた誰もが感じたシーンだと思います。
そんなミラクルなところがミュージカル映画にはあります。
DVDのみ
【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
3★『足ながおじさん』
ニューヨークの百万長者ペンドルトン3世(フレッド・アステア)は、フランスの孤児院で見つけた18歳の娘ジュリー(レスリー・キャロン)の才気と明朗さに感服し、
自分の本名は明かさず、ジョン・スミスという仮名で、彼女をアメリカの大学で勉学させることにする。
ジュリーはスミス本人の顔を知らず、ただ孤児たちが脚の長い人影を見たと言うのを頼りに、スミスを「足ながおじさん」と呼ぶ。
大学の寄宿舎に入ったジュリーは、約束によって「足ながおじさん」宛に真心をこめた手紙を書きつづけるが、
当のペンドルトンは読もうともせず、秘書がそれを読んでジュリーの真情に心を打たれ、手紙は保管されていく。
秘書からジュリーへの冷たさを指摘されたペンドルトンは、大学のダンスパーティーで初めてジュリーに会い一緒にダンスを踊る。
そして、これが2人にとって運命的な出会いへと発展していく、、。
監督 ジーン・ネグレスコ
製作 サミュエル・G・エンジェル
出演者 フレッド・アステア レスリー・キャロン
レスリー・キャロンが『パリのアメリカ人』で、ジーン・ケリーを相手に一気にブレイク!
今度は、フレッド・アステアとの共演を果たしました。
ジーン・ケリーとの共演作『巴里(パリ)のアメリカ人』の中では、英語の台詞がフランス語みたいだったキャロンも
この映画では、だいぶこなれた感じです。
やはり、この映画でもアステアのリードのうまさが光ります。
大学のダンスパーティーのシーンはとても楽しくて、アメリカらしさを感じます。
原作はもちろん「足ながおじさん」。シンデレラストーリーです。
DVDのみ
【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
4★『紳士は金髪がお好き』
ローレライとドロシイはニューヨークのナイトクラブに出ている仲の良い芸人同士だった。
ローレライはなかなかのチャッカリ娘で、金持ち息子ガスの心をとらえ、パリへ渡って結婚することになったが、出発間際ガスの父が病気でとりやめになった。
余った切符でドロシイがローレライと一緒にパリへ行くことになった。
彼女はダイヤモンド鉱山主フランシス・ビークマン卿を狙った。彼の夫人が持っているダイヤの髪飾りが欲しかったのだ。
その間、アーニイはドロシイに言い寄った、、。2人はともかくお金持ちと結婚したかった。果たして、2人のもくろみ通りに、お金持ちGETとなるか、、。
監督 ハワード・ホークス
脚本 アニタ・ルース他
出演者 マリリン・モンロー ジェーンラッセル エリオット・グールド
マリリン・モンローがセクシーでウエストもキュッとしまって、スリットから見える長い足が綺麗で、、・そんなマリリンの代表作のミュージカル映画。
マリリンは、あまり頭が良くない女性役をすることが多いんですが、
それは、この時代の女性は、セクシーで、あまり理屈をこねるような才女より、少し抜けてるくらいがちょうど良い!
こんな、男性優位な考え方の象徴的な存在にされてしまった感があります。
ただ、やはりこれほど個性的な女優さんも珍しいというくらいセクシーですね!軽い感じで、観る【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作です。
U-NEXT プライムビデオ配信中
【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
5★『オズの魔法使い』
アメリカ、カンザス州に暮らす主人公のドロシー。
彼女はある日、竜巻に巻き込まれ、不思議なオズの国というところへと吹き飛ばされてしまいます。
カンザスに帰りたいドロシーは、願いを叶えてくれるというオズの魔法使いの話を聞き、魔法使いの住むエメラルドの都を目指して旅立ちます。
その道中で、ドロシーは脳のないカカシ、心がないブリキの木こり、臆病なライオンに出会います。
ドロシーとその仲間たちは、願いを叶えてもらうために道中で色々な困難に合いながらも、オズの魔法使いのいるエメラルドの都を目指すのでした。
Googleから引用
監督 ヴィクター・フレミング
製作 マーヴィン・ルロイ
音楽 ハーバート・ストレート
出演 ジュディ・ガーランド レイ・ボルジャー ジャック・ヘイリー
この作品は、ジュディ・ガーランドのデビュー作と言っても良いと思います。
夢みる少女、ドロシーが冒頭に歌うのが「虹の彼方に Over the rainbow」“虹の彼方に行けば、何があるんだろう?私も行ってみたい”
なんて歌ってたら本当に竜巻に飛ばされて〈オズの国〉に行ってしまいます。
映画は、現在の世界にいるときは、モノクロです。
〈オズの国〉に行ったとたん、色鮮やかなカラーの世界で描かれています。
来てみたは良いものの、今度は早く自分の家に帰りたくなったドロシー。
カカシ、ライオン、ブリキの木こりと一緒に「自分達の願い」を叶えるためにエメラルドの都へと向かいます。
カカシ、ライオン、ブリキの木こりは、それぞれモノクロで描かれた現在の中でのドロシーの農場で働く仲間が、特殊メーキャップで登場してます。
果たして、4人はエメラルドの国にたどり着けるのか?!自分達の願いを叶えてもらえるのか?!
本当の意味での「自分さがし」とは何か? そんな問いかけもされている名作です。
DVDのみ
【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
6★『オクラホマ』
オクラホマが正式の州として認められなかった1907年頃の開拓地。
歌のうまいカーリイは今夜の村祭に恋人ローリイを誘ったが、それ迄のソッケない態度が祟ってデイトを申し込んでもアッサリ断られる。
彼女の機嫌を直そうとカーリイが得意のノドを聞かせても、ローリイはあてつけに雇人のジャドと祭に行く約束をしてしまう。
ところが娘たちにモテすぎるカーリイを見て気が気ではなく、2人は結局仲直りするが、今更断れぬとローリイはジャドと同車で村祭へ。
本性を現したジャドはキスを迫るが、抵抗するローリイに車から転げ落ちる、、。
映画.comから引用
監督 フレッド・ジンネマン
脚本 ソニア・レヴィン他
出演者 ゴードン・マックレー シャリー・ジョーンズ
開拓時代が舞台の年に一度のダンス・パーティで男女が初めて知り合ったり、
顔は見たことがあっても そんなに知らない男女がダンスを通じて恋人になり結婚する。
そんな時代の話です。
でも「ここまでする?!」的なお話しな気もいたしますが、
このゴードン・マクレーとシャーリー・ジョーンズも当時、大人気だったコンビ。
なので、低予算で作っちゃたかなぁ〜感が否めませんが、ともかくミュージカル映画って、基本楽しむ映画ですから、
「なんか、なるようになるさ!」そんな感じで観てください。
DVDのみ
【ミュージカル映画名作】歴史に残るミュージカル映画
7★『バンド・ワゴン』
落ち目のスターが新作舞台劇でブロードウェイに返り咲こうと奮闘する姿を描いた名作ミュージカル。
ブロードウェイからミュージカル映画のスターに上り詰めたトニー・ハンターは、時代の流れに取り残され、今や過去の人となりつつあった。
そんな彼に、ブロードウェイ時代からの友人マートン夫妻が新作舞台劇への出演を持ちかける。
気が進まないながらも出演を決めたトニーは、コメディ劇を心理劇に変えようとする演出家コルドバや、バレエダンサー出身の主演女優ギャビーら個性的な仲間たちと共に舞台の成功を目指すが、、。
映画.comから引用
監督 ビンセント・ミネリ
製作 アーサー・フリード
出演者 フレッド・アステア シド・チャリシー
実は、このミュージカル映画黄金期の作品は、その後のミュージカル映画に多大な影響を及ぼしてます。
『ラ・ラ・ランド』を初めて観た時「あぁ〜、昔のミュージカル映画のいいとこ取りだね!」って思ってしまいました。
ヒップ・ホップやブレイク・ダンス、タップダンスにしても今の方がかなり高度なダンスを踊ってる!
そう思う方も多いと思いますが、黄金期のミュージカル映画は「基礎の基礎」がしっかりしてます。
きちんとバレエなどで「基礎」をしっかり学んだダンサーは、
例えばミュージカルの舞台でも「あぁ〜、この人はかなりバレエのテクニックがしっかりしてるな!」そんな感じでわかったりします。
どっちが単純に良いという話しではなく、このミュージカル映画黄金期の作品が今のミュージカル映画や舞台に影響していることは、紛れもない事実です。
このミュージカル映画黄金期に活躍した女優にシド・チャリシーがいます。
なんか、「この映画と関係なくない?!」そんな妄想のシーンにも超セクシーなダンスで出演してます。
この映画では、セクシーなチャリシーとバレエの要素を感じさせるチャリシーが観られます。
劇中歌の〈ザッツ・エンタテインメント〉は、ミュージカル映画黄金期を象徴する曲と言われてます。
ワクワクする曲で、私も大好きな曲です。
U-NEXT プライムビデオ配信中
【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈泣けるミュージカル映画〉
1★『ラ・ラ・ランド
夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。
映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。
ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。
彼の名はセブ、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。
やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。
しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる・・・。
Googleから引用
監督、脚本 ディミアン・チャゼル
出演者 エマ・ストーン ライアン・ゴズリング J・K・シモンズ
1番の見どころが、冒頭のカラフルで、どこか懐かしいサーキュラスカートを履いて車の上でのダンスシーン!
「これは期待しちゃうぞっ?!」って思ったけど、、。
他のミュージカル映画のところでも書いたんですが、ミュージカル映画黄金期の映画の良いとこどりした感じのダンスシーンの数々、、。
比べるべきじゃないとわかっているけど、比べちゃう。
ジーン・ケリーは、子供とのからみのシーンで「I get it !」
この台詞を何人もの子供達に言わせるシーンで、納得できるまで、1ヶ月とりなおしたとか、、。
それに比べるとダンスシーンの甘さを感じる、、。じゃ、なぜ泣けるのか?!
ちょっと珍しい終わり方をしていたから。泣く、と言っても「ちと寂しいね」くらいだと思って観てください。
U-NEXT Hulu ABEMA Paravi プライムビデオ配信中
2★『ウエスト・サイド・ストーリー』
移民が集まるニューヨークのウエスト・サイド。
プエルトリコ系移民集団のリーダーを兄に持つ少女が、あるときダンスパーティーに参加する。
そこで彼女が恋に落ちたのは、対立する勢力の元リーダーの青年だった。
Googleから引用
監督 ロバート・ワイズ
音楽 レナード・バーンスタイン
出演者 リタ・モレノ ナタリー・ウッド リチャード・ベイマー ジョージ・チャキリス
これは、現代版「ロミオとジュリエット」と言われてる作品です。
ブロードウェイの舞台でもロングラン上映し、巨匠ステーブン・スピルバーグによって映画もリメイクされました。
今回紹介するのは、1961年アメリカ公開版です。
冒頭の3人の男性のダンスシーンはあまりに有名で、良くパンフレットなどにも使われてます。
その真ん中で踊るのがジョージ・チャキリス。プエルトリコ系のリーダーです。
チャキリスは、他の舞台か映画に出演中、「あの、ダンスの上手いの誰だ?!」でこの名作に大抜擢されました。
この映画をミュージカル映画の名作と言わしめるのは、さまざまなジャンルの音楽。それに合わせたダンスシーン。
そして、なんと言っても「ロミオとジュリエット」のバルコニーのシーンを彷彿とさせる、
裏階段でのマリアとトニーのお互いに一眼で恋に落ち、別れ際の名曲!「To Night 」!!
ミュージカル映画名曲の中で、永遠に流れ続ける名曲です。
ラストは、「へっ?!」ってくらい突然に訪れます。このラストもこのミュージカル映画を有名にしたゆえんかもしれません。
U-NEXT プライムビデオ
3★『シェルブールの雨傘』
フランス北西部の港町シェルブールの傘屋の娘ジュヌヴィエーヴの恋人ギイが戦争に駆り出された。
彼女はギイとの子を妊娠するが、時が過ぎても彼からの連絡は途絶えたまま。
やがてジュヌヴィエーヴは別の男性との結婚を選ぶ。
Googleから引用
監督 ジャック・ドゥミ
音楽 ミシェル・ルグラン
出演者 カトリーヌ・ドヌーヴ ニーノ・カステルヌウォーヴォ
雨が降っているからなのか、終始暗い感じです。
戦争がからんでるかもしれませんが、、。カトリーヌ・ドヌーヴの代表作です。
フランス映画特有のしゃべってばかりが、歌に変わった感じです。
シャンソンに近い感じなので、あまりミュージカル映画として認知されてないかもしれません。
主題曲「シェルブールの雨傘」は、歌のジャンルでは、ミュージカルよりシャンソンに入る感じです。
U-NEXT Paravi Hulu プライムビデオ配信中
4★『ダンサー・インザダーク』
チェコからアメリカにやってきたセルマは女手ひとつで息子を育てながら工場で働いている。
セルマを母のように見守る年上の親友キャシー、何かにつけて息子の面倒を観てくれる隣人ビル夫妻、セルマに静かに思いを寄せるジェフ。
様々な愛に支えられながらもセルマには誰にも言えない悲しい秘密があった。
病のため視力を失いつつあり、手術を受けない限り息子も同じ運命を辿るのだ。
愛する息子に手術を受けさせたいと懸命に働くセルマ。
しかしある日、大事な手術代が盗まれ、運命は思いもかけないフィナーレへ彼女を導いていく・・・。
映画.comから引用
監督 ラース・フォン・トリアー
製作 ビべケ・ウィンデレク
出演者 ビョーク カトリーヌ・ドヌーヴ デビット・モス
この映画は、くくりとしては「人間ドラマ」です。
主演に歌手のビョークを起用し、ミュージカル映画の手法を導入して映画作りをしてます。ダンスシーンもあります。
ビョークの貧しい感じといい歌い方といい、なんか「寂しい映画」の印象しかありませんが、
主人公のセルマは、なんとか息子の眼が失明しないようにと悩み、奔走します。
曲や歌詞は、時に台詞以上に感情や心の中を表したりするので、そういう意味でミュージカル映画の手法を取り入れたのかもしれません。
ミュージカル映画としては、ちょっと重い感じかもしれません。
プライムビデオ配信中
【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈実写版ミュージカル映画〉
1★『シング・フォー・ミー・ライル』
アメリカの児童文学作家バーナード・ウェーバーの名作絵本「ワニのライル」シリーズを実写化したミュージカル。
ライルに台詞はありません。
ただ すべてを歌で表現します。『シング・フォー・ミー・ライル』の詳細はこちらを読んでくださいね。
U-NEXT Hulu プライムビデオ配信中
2★『チキ・チキ・バンバン』
夢想家で発明家のポッツは解体炉へ放りこまれようとしていたポンコツ自動車のチキ・チキ・バン・バンを救い出し、
これに手を加え、オンボロ車を走らせることに成功した。
ある日、彼はこの車に、ジェレミーとジェニフアーの二人の子供をのせて海辺へ遊びに出かけた。
途中、彼らはスクランプティアス卿の令嬢トルーリーと出会い、一緒に出かけることにした。
浜辺でポッツは、水平線上に姿をあらわした曳き舟を見て、子供たち相手に海賊の話をはじめた。
ポッツが話しているうちに、彼らの周囲には潮が満ち、海中にとりのこされた、、。
映画.comから引用
監督 ケン・ヒューズ
原作 イアン・フレミング
音楽 ロバート・マーシャル他
出演者 ディック・バン・ダイク サリ・アン・ハウズ
『チキチキバンバン』が1968年公開。『メリー・ポピンズ』が、1964年公開。
ほぼ同じくらいの年に公開されているので、なんとなくカラーの感じなどが似ている部分があるように思います。
『チキチキバンバン』は同名の主題曲は有名ですが、あまり日本ではヒットせず、その後のリバイバル上映などもなかったと思います。
ディック・バン・ダイクは『メリー・ポピンズ』にも出演してます。
ただこの頃は、やはりジュリー・アンドリュースの方が人気があったのか、現在はDVDのみのようですが、もう一度見直したい気もいたします。
3★『メリー・ポピンズ』
ある日、傘をさしながら風に乗って姉弟のところへやって来た家庭教師の女性。部屋に入ってパチッと指とならすと魔法がかかり、子供たち共々みるみる内に縮んで小さくなっていく。そして、彼女たちは大道芸人をお供に絵の中へと冒険に出掛ける。
Googleから引用
監督 ロバート・スティーヴンソン
製作 ウォルト・ディズニー
出演者 ジュリー・アンドリュース ディック・バン・ダイク マシュー・ガーバー
銀行家で規律の厳しい家庭にある日突然現れた、新しい家庭教師が「チム・チム・チェリー」の歌にのり子供たちを様々な冒険へと連れ出します。
冒険は何も遠いところと言うわけではなく、「もっと自由に遊びなさい!」と教えてくれるような冒険の旅です。
この新しい不思議な力を持つ家庭教師の影響で、堅物だった父親にも変化が現れます。
それを見届けるように、また 家庭教師メリー・ポピンズは新しい地へと飛んでいきます。
ジュリー・アンドリュースは子供の頃から“ 天才”と言われ、大人の声帯を持っているとも言われてきました。
この『メリー・ポピンズ』は少々長いです。正直中だるみ感が否められませんが、
リバイバル上映の時は、まだ 入れ替え制じゃなかったので、満員電車さながらに、
ほとんど画面も見られない状態で、立ち見したのを覚えてます。
実写とアニメの合成は初めてではありませんが、この映画のように長尺で作られたのは初めてかと思います。
それだけウォルト・ディズニー自ら制作した作品なので、思い入れが強かったのかもしれません。
ウォルト・ディズニーの遺体は、まだ 凍らせたままの状態なはずです。
Disney+(ディズニープラス)配信中
【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈アニメミュージカル映画〉
1★『アナと雪の女王1』
幼い頃は仲良し姉妹だった王女たち。しかし触れたものを凍らせる力で妹アナを危険に晒してしまった姉エルサは引きこもってしまう。やがて両親が亡くなり、王位を継ぐことになったエルサは戴冠式の日にも力を抑えられず、王国に冬をもたらす。いたたまれずに城を飛び出し、雪山で氷の城で自分を解き放つエルサ。
映画.comから引用
監督 ジュンファー・リー クリス・バック
出演者(声) クリスティン・ベル イディナ・メンゼル
これは、もう文句なしに大ヒットしました。
映画館でオラフを見た時の雪のふわふわ感がリアル過ぎて驚いた!って公開当時 みんなでお喋りしました。
イディナ・メンゼルの歌唱力にも驚かされました。
子供たちも「レ・ディ・ゴー」(Let’s It Go)って、歌ってましたね。
今まで主役は明るく可愛らしいプリンセスだったのが、ネガティヴなことで悩むプリンセスの始りかもしれません。
そして、めっちゃ強く「私は、私よっ!」って強烈アピールした最初のプリンセスだったなぁ〜とも感じます。
時代の流れなんでしょうね。
プライムビデオ Disney+(ディズニープラス)配信中
2★『アナと雪の女王2』
雪と氷に覆われたアレンデール王国に陽光を取り戻し、深い絆で結ばれた姉エルサと妹アナ。氷や雪を操る魔法の力を持つ“ありのままの自分”を受け入れたエルサと、明るいキャラクターが持ち前のアナは、仲間たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、エルサにしか聞こえない不思議な歌声により、姉妹は未知の世界へと導かれる。それは、エルサの魔法の力の秘密を解き明かす冒険の始まりだった。姉妹は仲間のオラフやクリストフとともに、数々の試練に立ち向かっていく。
映画.comから引用
監督 クリス・バック
製作 ピーター・デル・ベッチョ
出演者(声)クリスティン・ベル イディナ・メンゼル
世界中で社会現象を巻き起こし、日本でも歴代3位となる興行収入255億円を記録した大ヒットディズニーアニメ「アナと雪の女王」の続編。
今回は、不思議な声に導かれて、冒険の旅に出るアナとエルサ。
なので、ドレスの丈は短くなってます。
これは、もちろん話しのないように合わせて考えられたものです。
声の出演は、前作と同じくクリスティン・ベルとイディナ・メンゼルです。日本語版は、松たか子と神田沙也加です。
アカデミー賞授賞式の舞台で、世界各国のエルサ役が〈イントゥ・ジ・アンノウン〉を舞台で歌ったとき
松たか子さんがトップバッターだったのが印象として残ってます。
それにしても神田沙也加さんがもうこの世にいないと言う事実がいまだに信じられません、、。
プライムビデオ Disney+(ディズニープラス)配信中
3★『ジャングル・ブック』
ジャングルで育った少年モーグリ。ある日、黒ヒョウのバギーラはモーグリをトラのシア・カーンから守るため、人間の村へ帰す決心をします。旅の途中で出会うのは、サルの王様キング・ルーイ、ヘビのカーなど愉快なジャングルの仲間たち。そして、モーグリは気ままなクマのバルーとすっかり仲良くなって、温かい友情で結ばれていきます。「ザ・ベアー・ネセシティ」をはじめ、テンポよい歌やダンス満載の、ウォルトが最後に手がけたミュージカルの名作です。
Disney+から引用
監督 ウルフガング・ライザーマン
脚本 ラルフ・ライト他
出演者(声)フィル・ハリス ジョージ・サンダース
アニメ版は、1967年に公開されました。ウォルト・ディズニー本人の手がけた最後のアニメ映画だったんですね。
私、「シンデレラ」のようには印象に残ってないんですよね。ジャングル・ブック。
なんか、小学校の図書館で読んだ記憶はあるんですが、、。
ディズニーの作品って、昔も今も必ず人間と動物や海の生き物たちが仲良くでて来ますね。
地球上の生き物全てがウォルトにとっては、幸せを感じさせる仲間的存在だったんでしょうね。
ミッキーマウスもネズミって、あまり好かれてる動物とは言わないと思いますが、「ネズミと言えばミッキーマウス」ですもんね。
現在の地球上からどんどん動物が消えていくのをウォルトが知ったら、さぞ悲しむだろうなぁ〜なんて考えてしまいました。
Disney+(ディズニープラス)配信中
4★『ナイトメァー・ビフォア・クリスマス』
監督 ヘンリー・セリック
原作 ティム・バートン
出演者(声)ダニー・エルフマン キャサリン・オハラ
ハロウィンタウンに住むカボチャ大王ジャック・スケリントンは、毎年繰り返す祭りの準備に嫌気がさしていた。ある日、森で偶然クリスマスタウンに入り込んだ彼は、その光景に心を奪われ、ハロウィン風クリスマス計画を思いつく。
Disney+から引用
『ナイトメァー・ビフォア・クリスマス』の原型は、
なんとティム・バートンがディズニーのアニメーターとして働いてた頃に書いた、「詩」だそうです。
ティム・バートンがアニメーターだったことも驚きですが、自分の書いた「詩が長編アニメになっちゃうのもすごい話ですね。
『シザー・ハンズ』とか奇才ティム・バートンここにありって感じです。
実際この『ナイトメァー・ビフォア・クリスマスは、公開時までに3年もの長い月日をかけて、わざわざ古いアニメの技法で作られたにもかかわらず、
「ディズニーアニメとしては、暗くて合わない!」の声が上がり、「タッチストーン」名義のアニメとして公開されたそうです。
Disney+(ディズニープラス)配信中
【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈感動するミュージカル映画〉
1★『サウンド・オブ・ミュージック』
1938年のオーストリア。修道女見習いの若い女性が、院長の命により厳格な退役海軍大佐の家へ家庭教師としてやってくる。彼女は温かい人柄と音楽を用いた教育法で、7人の子供たちに好かれるが、彼らの父である大佐との衝突は絶えなかった。だが、彼女は次第に大佐に惹かれている事に気づき悩む。
Googleから引用
誰よりもピュアな心を持つマリア。自分では立派な修道女になるつもりが、いろんなことに興味津々、好奇心満々、、。
そんなマリアの様子を見た修道院長が、「あなたは、もっと外の世界をみてから自分の行く道を決めなさい!」
とある退役軍人の家庭教師に送り込みます。その家庭にはなんと子供が7人。
退役軍人の父親らしく全ての指示は笛の合図。何もかも軍隊式。
そんなところにやってきた歌や遊びが大好きなマリア。
7人の子供たちと共に楽しく歌ったり、時には無断で出掛けたり!
子供たちは大喜びですが、大佐の逆鱗に触れて、一旦はクビに、、。
でも マリアのことが大好きで忘れられない子供たちは、マリアを修道院まで迎えに行きます。
そんな子供たちの心の変化にいつしか大佐自身もマリアに惹かれて行ってる自分に気付きます。
「ドレミの歌」「エーデルワイス」など名曲揃いのミュージカル映画ですが、
私は、修道院長がマリアを外の世界へいざなう「山へ登れ」が大好きです。
そしてマリアが大佐と初めて2人の気持ちを確かめあった時に歌うバラードもロマンティックで大好きです。
2人は結婚し、新婚旅行から急いで戻った時には、ドイツ軍の将校から出頭命令が下されます。
オーストリアの軍人として「それはできない!」と大佐はオーストリアからの脱出を試みます。マリアと7人の子供と一緒に、、。
後にアメリカで「フォントラップ合唱団」として活動します。
マリアが家庭教師になった事と信念を貫いた大佐の行動が一家すべてを救います。
DVDのみ
2★『屋根の上のバイオリン弾き』
アナテフカはウクライナ地方の貧しい小村で、市場、肉屋、かじ屋、仕立屋、宿屋などが雑然と立ち並び、屋根の上にはバイオリ弾きが、危なげなバランスを保って楽しい曲を弾いている。このバイオリン弾きが象徴するように、村もテビエも激しい現実から伝統を守って必死に生きているのだ。村じゅうが安息日の準備に忙しいある日、イェンテ婆さんが肉屋のラザールと長女ツァイテルの結婚話をもってきた。ゴールデは喜んだが、ツァイテルには仕立屋のモーテルという恋人がいた。ツァイテルはイェンテ婆さんの話をたくみにそらした。だが次の日、テビエは仕方なく、肉屋のラザールとツァイテルとの結婚を許すのだった。しかし翌日、思いあまったツァイテルは、テビエにモーテルとの恋を打ち明け、結局テビエはモーテルとの結婚を許してやるのだった(。反対していたゴールデも、ようやくモーテルとの結婚を認めた。やがて厳粛な結婚式がとり行われ、出席者は明日に希望を託す歌を合唱するのだった。(Sunries Sunset=陽は昇り、陽は沈む)。しかしその楽しい結婚式も、突然入り込んできた警官隊にメチャメチャにされてしまった。政情は悪化する一方で、ついにユダヤ人の強制退去命令が下った。村人たちは次々と村を離れていった。家財道具を積み込み、静かに村を離れていこうとするテビエに、バイオリン弾きがもの悲しい曲を奏でて後にしたがうのだった。
映画.comから引用
監督 ノーマン・ジュイソン
脚本 ジョセフ・スタイン
出演者 トポル ロザリンド・ハリス
私がこのミュージカルを観たのは、森繁久彌の舞台でした。
当時の日本では海外からミュージカルが来るなんてことはなく、和製ミュージカルと四季と小さな劇団だけ。
森繁久彌の「屋根の上のバイオリン弾き」は超ロングランヒットでした。
ただ、当時の私にはこのミュージカルの原作の知識が無く、ただ有名な〈サンライズ・サンセット〉を聴きたくて行った。そんな感じだったので、
「なんか時間が長くて、登場人物が多くて、今までのミュージカル映画とは全然違う!」そんな印象でした。
ロシア系なのでコサックダンスは有りますが、ロマンティックなダンスシーンは、無かったです。少なくともハリウッドのミュージカル映画のような、、。
ロシアに住むユダヤ人にまで強制収容の魔の手が伸びてるなんて知りませんでした。
「なんか、寂しい感じのミュージカルだなぁ〜?!」って思いながら帰宅したのを覚えてます。
ちなみに初めてハリウッドからミュージカルの舞台が来た時は、渋谷の今は無き「東急文化村」だったと思いますが、
スタンディングオベーションなんて恥ずかしがり屋の日本人がするわけもなく、
確か字幕はあったけど観てる人がほぼ「これが、ラストの出演者全員で踊るダンス」ってわからず、
ダンスが終わっても誰からも拍手がなく、舞台の出演者がお互いを見つめながら「Why?」ってなったの覚えてます。
で、仕方なくラストダンスをもう一度踊り直して、やっと観客が「あっ、ラストだったのね!」で静かに座りながら拍手しました。
笑えるでしょ?!30年くらい昔の話しです。
プライムビデオ配信中
3★『アニー』
ニューヨーク、マンハッタン。1歳になる前に両親に捨てられ、横暴なハニガンが営む施設に引き取られた少女アニー。10歳になった現在も両親が迎えに来てくれると信じている彼女は、かつて自分が置き去りにされたレストランに通い続けていた。そんなある日、アニーは事故にあいそうになったところを市長候補の男スタックスに助けられる。アニーの存在が選挙戦に有利になると考えたスタックスは、彼女を引き取って一緒に暮らしはじめるが……。
映画.comから引用
監督 ウィル・ブラック
製作 ウィル・ブラック ジェームズ・ラッシー ウィル・スミス
出演者 ジェイミー・フォックス クワベンジャネ・ウオレス キャメロン・ディアス
『アニー』は舞台でも映画でも何度もリメイクされてます。
子供が主役ということもあり、孤児が大金持ちの心を動かし養女になるストーリーは、幸せと未来を感じさせますね。
今回の作品は、2014年のミュージカル映画です。初めてアニーやスタックスを黒人がつとめました。
ハリウッド自体が変わり始めてる頃の作品です。
赤毛でそばかすだらけで、可愛くもなく、素直でもない、、。
そんな誰も引き取り手のないアニー。
でも心の中ではいつも「私は、捨てられたんじゃない。
だから必ずいつかパパとママが迎えに来る!」そう信じてました。
ハニガン役のキャメロン・ディアスもお酒を呑んでは、施設の子供たちをこき使う。そんな初めての役どころになりきってます。
結婚にも子供にも興味なんてまったく無かったスタックス。
選挙作戦のひとつとして、孤児を引き取りますが、裏では、1週間だけ!そんなふうに思ってました。
が、実際にアニーと暮らすと何だか気になって仕方がない。
「美味しいものを食べさせてあげたい」「かわいい服を着せてあげたい」そんな親なら誰しもが感じる、ありふれたことに〈幸せ〉さえ感じるようになる。
「アニーを養女にしよう!」そう決断した時に、「もし、親が本当に生きていたならきちんと承諾してもらわないと、、。」で、アニーの親を探しますが、
お金目当てで、「私が、アニーの親だっ!」がわんさかとやって来ます。
そんな人たちを見て傷つくアニー。
やっと本物かと思う両親にいったんは引き取られるアニー。
でも それもお金欲しさだとわかり、アニーは命さえ危ない状況に。そんなアニーを命懸けで助けるスタックス。
そうです。いつの間にか2人の間には、親子以上と言っても良い愛情が芽生えていました。
いわゆるシンデレラストーリーですが、観た後が「スカッ!」とした幸せに包まれるミュージカル映画です。
U-NEXT配信中
【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈抑えておきたいミュージカル映画〉
1★『オリバー』
19世紀のロンドンは、貧富の差がはげしく、貧乏人は生活苦にあえいでいた。そんななかで、救貧院の一室で一人の女が男の子を生み、死んでいった。生まれた子供はオリバーとなずけられ、そこで育てられることになった。救貧院とは名前はいいが、子供たちはいつも飢えている状態だった。みんなの意志を代表して、もう少し食べ物をくださいと言ったため、オリバーは葬儀屋サワベリーのところに、たった五ドルで売られるはめになってしまった。次にオリバーはスリの少年アートフル・ドッジャーと知りあい、彼の口ききで、親方のフェイギンに紹介され、スリの仲間に加わった。やがてオリバーの初仕事の日がきたが、あっけなく失敗してしまった。が、被害者のブラウンロウ氏は幼ないオリバーにひかれるところがあり、引きとって育てる気になった。オリバーにとって夢のような日がはじまった。が、それもつかの間、、。
映画.comから引用
監督 キャロル・リード
脚本 バーノン・ハイス
原作 チャールズ・ディケンズ
『オリバー』も何度もリメイクされてきた作品です。
マーク・レスター懐かしい名前ですが、日本ではお菓子のCMにも出てたかな。
土砂ぶりの雨の中、お腹の大きな女性が硬く閉ざされた門をたたき、助けを呼びます。そこで産まれたのがオリバー。
母親は出産で亡くなり、救貧院へ。救貧院から売られたオリバーは葬儀屋では、子供の葬儀の列の先頭を歩く役をやらされます。見た目が良いという理由で。
それからは、訳もわからずスリの親分の所でスリの見習いになります。
失敗はしたものの、その被害者はなぜかオリバーのことが気になり調べると自分の娘が許されない恋の末、身籠った自分の孫だとわかります。
なんとか自分の手にオリバーを取り戻そうと警察に頼みますが、逃げようとするスリの親方がオリバーを人質にして、
あわやと言うところで、なんとか助かります。
おそらく、当時人気もあったし、顔立ちが綺麗で品の良いマーク・レスターが選ばれたのだと思いますが、
マーク・レスターはあまり演技らしい演技はしてないというか、素質が感じられません。
その後子役を経て大人になって何をしているのかは、わかりません、、。
dTV U-NEXT配信中
2★『パリの恋人』
ニュー・ヨークのファッション雑誌クォリティ・マガジンは新しいモデルを探し出してミス・クォリティと名づけ、パリの世界的デザイナー、ポール・デュヴァルに衣裳を作らせてファッション・ショーを開き、その写真を独占して大いに雑誌を売ろうと計画した。ミス・クォリティのモデルを探す役は、有名なファッション・カメラマンのディック・エヴリー。苦労の末、ジョー・ストックトンという娘を見出した。彼女はある古本屋の店番で、パリのフロストル教授が主宰する「共感主義」の哲学を信奉するインテリ娘だった。ジョーはもちろん、ファッション・モデルなどに興味はなかったが、パリに行けば崇拝するフロストル教授に会えるので、ミス・クォリティになるのを承諾した。クォリティ誌の主筆マギー・プレスコット女史とエヴリー・ジョーの一行がパリにつくと、ジョーは早速、画彼女はある古本屋の店番で、パリのフロストル教授が主宰する「共感主義」の哲学を信奉するインテリ娘だった。ジョーはもちろん、ファッション・モデルなどに興味はなかったが、パリに行けば崇拝するフロストル教授に会えるので、ミス・クォリティになるのを承諾した、、。
映画.comから引用
監督 スタンリー・ドーネン
製作 ロジャー・イーデランス
出演者 オードリー・へップバーン フレッド・アステア
地味でファッションにはまったく興味がない本屋の店員、ジョー。
でも見る人が見れば、「あれ、この子使えるんじゃない?!」
そんな感じでジョーはいきなりファッション雑誌のモデルになります。
もうジバンシイのドレスを着るオードリーは完璧です。
色も「なんて綺麗なんだろぉ〜?!」そんなドレスのオンパレード。
アステアは既にこの時引退してますが、この映画のためにカムバック。
そして、いつしかオードリーと恋に落ちる一流カメラマン役で出てます。
ジバンシィデザインのウエディングドレス姿でアステアと踊るオードリーは、その後「夢が叶った」と言ってます。
この映画では、オードリーは自分自身で歌ってます。
プライムビデオ U-NEXT配信中
3★『ヘアスプレー』
1962年、米メリーランド州ボルチモア。ダンスとオシャレに夢中な16歳の女子高生トレーシーは、ヘアスプレー企業が手掛ける人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演し、憧れのリンクと踊ることを夢見ていた。そんなある日、彼女は母エドナの反対を押し切り、番組のオーディションに参加する。
Googleから引用
監督 アダム・シャンクマン
脚本 レスリー・ディクソン
出演者 ジョン・トラボルタ ニッキー・ブロンスキー ザック・エフロン
舞台版は、人種差別がコンセプトですが、映画版はともかくハッピーな女の子の物語になってます。
正直言うと「へっ、この人が主人公?!」だったんですが、、。
これも偏見ですがミュージカルの主役って、歌もダンスもうまくて、イケメンや美人でって、そんなイメージじぁないですか。
めっちゃ太いんですもの!ポッチャリじゃなくて、「ドーナツ主食にしてます?!」ってくらいの太っちょさん。
でも 明るいんです。夢見る夢子さんです。
そこには、ダイエットとかコンプレックスなんてありません。
朝起きたらハイテンションで、めっちゃポジティブ。
で、夢がテレビ番組に出て踊ることですから、キレッキレにダンスできます。
何度観ても元気がもらえるミュージカル映画らいしミュージカル映画なので、元気になりたい時のためにキープするのもありです。
U-NEXT配信中
3★『愛のイエントル』
1904年のポーランド、ヤネブの町。本屋の馬車を見掛けた一人の娘イエントルは、宗教関係の本を苦労して買い求め家へもどる。
当時、学問は男だけのもので、女性は家事をやるものと決まっていたのだ。娘に学問を教えてくれた、哲学者の父メンデルが亡くなった。
イエントルは、髪を短く切ると、男の服を着てベシェブの町へ向かう。この町にイェシバ(ユダヤ教神学校)があるのだ。
途中で、アヴィドールという学生と知りあい、彼の下宿についてゆく。彼女をアンシェルと言う名の男と信じている。
そして、彼女はヴィシュコバー師の口答試問を受けて、入学を許可された。アヴィドールは彼女を婚約者ハダスの家へつれて行く。
ハダスはイエントルとは正反対の男に従順な女性だった。しだいにアヴィドールに恋するようになるイエントル。
やがて、アヴィドールの兄の死因が自殺とわかり、ハダスの父は婚約を破棄する。当時、自殺は許容しがたい罪悪だったのだ。
イエントルはハダスの婿にと望まれ、ついにイエントルもハダスとの結婚を承諾する。
映画.comから引用
監督、脚本 バーブラ・ストライサンド
製作 ラスティ・レモランド
『愛のイエントル』で、バーブラ・ストライサンドは監督、製作、脚本、主演、歌唱の5役をしてます。
どうしても作りたかった作品なんだと伝わりますね。
バーブラの男装に関しては、〈違和感〉しか感じませんし、男装のバーブラと道でバッタリ会い、意気投合し、
女性だとは1度も疑わなかったアヴィドールにも「ほんまかいなっ?!」と思うでしょう。
ただ それを踏まえてもバーブラの勉強したいと言う気持ち、歌唱の素晴らしさが上回っているので、
最後まで、「どうなるんだろう?!」で観てしまう映画です。
バーブラ自身もユダヤ系ですので、ユダヤの厳しい戒律と何にでも挑戦するタイプの自分の性格との葛藤があったのかもしれません。
最終的にバーブラは男として生きるのか、それとも女性として生きるのか?!
残念ながら、配信サービスはないようです。
ただ 決意のもとアメリカ行きの船で思いのたけを歌うバーブラの歌唱シーンは見応えあります。
DVDのみ
【ミュージカル映画】おすすめ洋画名作〈番外編〉
1★『ザッツ・エンターテインメント』
ハリウッドの名門スタジオ・MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)の創立50周年を記念し、MGMミュージカルの栄光の軌跡を名場面の数々でつづったアンソロジー映画。トーキー黎明期の1929年に製作された「ハリウッド・レビュー」「ブロードウェイ・メロディー」に始まり、ハリウッド・ミュージカルの黄金期に製作された200本のMGM作品の中から75本の名場面を抜粋。フランク・シナトラ、ジーン・ケリー、フレッド・アステア、エリザベス・テイラーら11人の豪華スターが案内役を務め、総勢125人の至高のパフォーマンスを紹介していく。
映画.comから引用
監督、製作 ジャック・ヘイリーJr
出演者 ジーン・ケリー フレッド・アステア ジュディ・ガーランド
これは、映画館で上映後にお客さんから拍手が出ました。
そのくらい「若かりし頃に観た」MGMミュージカル映画のスター、そしてそのスターの踊る名場面の数々がどんどん出てくる映画です。
なのでこの映画一本観れば、〈往年のミュージカル映画の名作〉を75本観たと言っても良いくらいです。
そのくらい楽しいし、職人技とも思える素晴らしいダンスのオンパレードです。
本場のショービジネスの世界がそこにはあります。Part2もありますが、Part1を観れば充分だとおもいます。
U-NEXT配信中
2★『世界中がアイ・ラブ・ユー』
ニューヨーク、マンハッタンで裕福な暮らしを送るボブ&ステフィ夫妻と子どもたち。彼らはそれぞれ、恋の悩みを抱えていた。ボブと前妻の娘スカイラーは恋人ホールデンと結婚の準備を進めていたが、保釈されたばかりの凶悪犯チャールズと恋に落ちてしまう。ボブとステフィの間に生まれた双子レインとローラは、同じ男の子に夢中だ。一方、ステフィの連れ子であるDJは、夏休みを実父ジョーとベネチアで過ごすことに。失恋から立ち直れない父の姿を見かねたDJは、同じホテルに宿泊中の美術史家ヴォンとの新たな恋を橋渡しする。
映画.comから引用
監督、脚本 ウッディ・アレン
製作 ロバート・グリーンハット
出演者 ウディ・アレン ドリュー・バリモア ジュリア・ロバーツ
これもミュージカル映画のくくりではありませんが、珍しいことに出てくるトップスターがすべて吹き替えなしで歌ってます。
ウディ・アレン監督作は、ちょっと物語が曖昧な感じがしますが、これもなんかウジウジと悩んでるようなそんな感じです。
ストーリーが面白いと言うよりはウディ・アレン監督の世界観とこの俳優さんが、
「ヘェ〜、歌うとこんな感じなんだ?!」が楽しめる映画です。
U-NEXT配信中
3★『グリース』
ダニーとサンディは夏休みに避暑地の海岸で知り合い、夏中、愛を語り合い、夏が終わる頃、再会を信じながら別れを告げた。新学期と共にダニーはライデル高校の3年生になった。彼はこの高校の”T・バーズ”と呼ばれるグループのリーダーで髪にグリースを塗り黒い革ジャン、スリムなブルージーンでカッコよくきめていた。一方オーストラリアヘ帰ったサンディは、父親の仕事の関係でライデル高校に転校することになった。登校早々サンディは女性グループ”ピンク・レディース”と知り合った。彼女らはサンディの夏の恋の相手がダニーと聞いてびっくり。そんな夏休み気分のぬけきらない学生たちの間に教務秘書プランチからのニュースが伝わった。それはこのライデル高校が、TV局の主催する全米高校ダンス・コンテストの会場に指名されたというのだ。そんな中、応援団のチア・リーダーに参加したサンディは遂にダニーと再会した。
映画.comから引用
監督 ランダル・クレイザー
製作 ロバート・スティグウッド
出演者 ジョン・トラボルタ オリビア・ニュートンジョン
もうグリースで固めたリーゼントにサーキュラスカートって、アメリカの高校映画あるあるってくらい、『グリース』の印象って強いですね。
ただ、ダンスシーンが多いのでご紹介しますが、ミュージカル映画ではないので、〈番外編〉と言うことで。
カッコつけたというか、カッコイイ男の子や女の子しか入れなかったグループ。
そこで、まさかの再会を果たした2人がその後、彼らの通う高校がテレビのダンスコンテステストの会場に選ばれたことから起こる青春真っ盛りのハプニング続出。
でも 最後はハッピーに踊ろうぜ!そんなノリの映画です。
U-NEXT配信中
4★『海の上のピアニスト』
船上で生まれ育ち一度も船を降りることがなかったピアニストの生涯を描いたドラマ。1900年。豪華客船ヴァージニアン号の機関士ダニーは、ダンスホールのピアノの上に置き去りにされた赤ん坊を見つけ、その子に「ナインティーン・ハンドレッド」と名付けて育て始める。船という揺りかごですくすくと成長したナインティーン・ハンドレッド。ある晩、乗客たちは世にも美しいピアノの旋律を耳にする。ダンスホールのピアノに座って弾いていたのは、ナインティーン・ハンドレッドだった。
映画.comから引用
監督 ジョゼッぺ・トルナトーレ
製作 フランチェスコ・トルナトーレ
音楽 エンニオ・モリコーネ
出演者 ティム・ロス プルイット・テイラー
この映画は数奇とも言える人生を送ったピアニストの物語です。
ピアニストが題材の映画って、俳優さんが本当に弾ける訳じゃないので、
体の揺れだったり手の動かし方だったり何処か不自然でしらけてしまうことが多いんですが、
この映画は、まったくと言って良いほどそれを感じさせません。
全編JAZZだからかもしれませんが、エンニオ・モリコーネのこの映画の主題曲「愛を奏でて」は、それは美しいバラードです。
モリコーネは映画音楽の巨匠ですが、音楽のことをまったく知らない奥様がOKを出した曲しか絶対使わなかったそうです。
船に捨てられ船で育ったハンドレッド。
ある日「誰がピアノを弾いているんだ?!」とダンスルームを覗くと
誰にもピアノの弾き方を教わったことなどないはずのハンドレッドが即興でピアノを弾いてます。
それからは、「海の上にピアノの天才がいる」と噂されるほどになります。
一度だけ陸上での生活を夢見て、船から降りようとしますが、結局海でしか生活したことがないハンドレッドは下船することができませんでした。
そして、ボロボロになった客船が爆破されると知った時に仲間がなんとか彼を下船させようと奔走しますが、彼は船と一緒に爆破される道を選びます、、。
U-NEXT配信中
5★『ブルース・ブラザース』
黒いハットにサングラス、黒いスーツを身にまとったブルース・ブラザーズが巻き起こす騒動を、笑いとアクション、歌と踊りを散りばめながら描いた傑作コメディ。刑務所から出所したジェイクは迎えに来た弟分エルウッドとともに、かつて世話になった孤児院を訪れる。母親代わりのシスターから孤児院が経営難に陥っていると聞いた彼らは、金を稼いで孤児院を救うことを決意。かつて仲間たちと組んでいたバンドを再結成してコンサートで一獲千金を目指すが、その途中で警察から追われる身となり、さらに謎の女からも命を狙われてしまう。
映画.comから引用
監督、脚本 ジョン・ランディス
製作 ロバート・K・ワイス
出演者 ダン・エイクロイド ジョン・ベルーシ
アメリカのコメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でジョン・ベルーシ&ダン・エイクロイドが演じた人気キャラクターを映画化した本作。
なんかハチャメチャ感が良いです。
本当はかつてお世話になった孤児院の経営難を救おうという良い行いをしようとしてるのに、警察から追われる羽目になる2人。
ジェームズ・ブラウン アレサ・フランクリン レイ・チャールズなど超一流ミュージシャンのパフォーマンスも見どころです。
プライムビデオ U-NEXT配信中
コメント