『涙の女王』第14話は、墓地を散歩する2人のシーンから始まります。
しかも それは4年前に新婚旅行で訪れたドイツでのワンシーン。
『涙の女王』第14話の展開を思うとなんとも皮肉な始まり方です。
ヘインは、究極の選択をどの様に決めるのか？！
それとも 驚きの展開が待っているのか？！
どうぞ 最後まで読んでくださいね。
『涙の女王』キャスト紹介
ペク・ヒョヌ役：キム・スヒョン ソウル大学法学部ロースクール出身弁護士
クイーンズグループ法務取締役兼クイーンズデパート法務チーム長
ホン・ヘイン役：キム・ジウォン 財閥クイーンズグループ3代目“ デパートの女王” と呼ばれる高慢な令嬢
ホン・スチョル役：クァク・ドンヨン ヘインの弟 クイーンズグループ専務取締役兼クイーンズマート代表
チョン・ダへ役：イ・ジュビン スチョルの妻 美しく礼儀正しい人柄 クイーンズグループ関係者から愛される人物
ホン・マンデ役：キム・ガプス ヘインの祖父 クイーンズグループ会長
ホン・ボムジュン役：チョン・ジニョン ヘインの父 クイーンズグループ副会長
キム・ソンファ役：ナ・ヨンヒ ヘインの母 クイーンズデパートVVIPクラブ運営
ホン・ボムジュ役：ヘインの叔母 ホン・マンデの娘 クイーンズ財閥の厄介者
ペク・ドゥグアン役：チョン・ベス ヒョヌの父
チョン・ボンエ役：ファン・ヨンヒ ヒョヌの母
ペク・ヒョンテ役：キム・ドヒョン ヒョヌの兄 元ボクサー ボクシングジム運営
ペク・ミソン役：チャン・ユンジュ ヒョヌの姉 美容室経営 海外で暮らす夫と息子の留学費を担う
ナ秘書役：ユン・ボミ ヘインの秘書
キム・ヤンギ役：ムン・テユ ヒョスの大学同期 売れっ子の離婚専門弁護士 ヒョヌが本音を話せる唯一の人物
ユン・ウンソン役：パク・ソンフン ウォール街のアナリスト出身 M＆A専門家 優れた投資家だが、どことなく怪しい ヘインと大学同期
モ・スリ役：チョン・ダへ ヘインの祖父 クイーンズグループ会長の愛人
『涙の女王』あらすじ14話 「2つの記憶」
『涙の女王』第14話は、4年前 新婚旅行でドイツを訪れているヒョヌとヘインから始まる。
2人が散歩している場所は、公園の一角に墓地があるという少し変わった公園だった。
ヘインは、「幸せの後ろには、影が存在する」そんなことをふと考えている。
現在のドイツに場面は戻る。
ヘインは、手術をした時 自分が失うものへの恐怖を感じている。
手術を拒否しようとするヘインにヒョヌは、「生きていて欲しい」と懇願する。
一方 ソウルでは、ユン・ウンソンと関わっていた悪徳業者ピョンの死体が発見される。
そんな中 ユン・ウンソンは、ヘインの記憶が無くなれば自分とやり直せると信じてドイツへと向かう。
ヒョヌとヘインは、手術のことについて話し合っていた。
4年前に新婚旅行で来た 綺麗な花が咲き乱れる野原で思い出を語るヘイン。
「人は、記憶が原動力で生きている。記憶は、私自身で、人生そのものなの」
ヘインは、そう言って、「自分自身のまま死にたい」と言う。
ヘインが手術を拒否しているのを知ったヘインの家族とヒョヌの両親は、ヒョヌの実家に集まり相談する。
そして、ドイツにいるヘインにオンラインで手術を受けるように説得する。
ヘインが手術を受ける病院は、ヒョヌが、数百回メールをし、時差にあわせて数えきれないほど電話をして、やっと探し出した病院であることをヘインは知る。
ヘインは、優しくされればされるほど その記憶さへも失うのかと心は揺れるばかりだった。
記憶を失うことをためらうヘインに ヒョヌは、「君がたとへ 記憶を失っても僕は必ず君の側にいる！」
ヒョヌは、泣きながら死を望むヘインを説得するのだった。
クイーンズ財閥を手にしたいモ・スリは、だんだん手段を選ばなくなっていく。
ドイツにいるヘインとヒョヌにまで、その魔の手は伸ばされていた。
そして、ヘインはついに決心をする。
手術前日 ヘインは自分の今まで経験したことや自分の記憶をかいた手帳をヒョヌに預ける。
そして、ヘインはついに手術室へと入って行く、、。
ヘインの手術が終わったとき、ヒョヌは思わぬ嫌疑で警察に連行されてしまう。
そして、手術室から出てきたヘインを待っていたのは、ユン・ウンソンだった。
『涙の女王』14話 感想 「2つの記憶」
『涙の女王』第14話目で、特筆すべきは、キムスヒョンの演技力でしょう。
これまでも 顔をくしゃくしゃにして泣く感情を静かに でも 心の動くままに演じるキムスヒョンの演技は目を見張るものがありました。
手術室に入っていくヘインを見送るヒョヌを演じたキムスヒョンの演技。
ヘインをやっと手術室へと送り出せた安堵感と手術が成功して欲しいと言う願い。
そして 手術が成功した時 ヘインの記憶が失われることへの不安、、。
このすべてが入り混じった感情を 表情、泣き方、呼吸の仕方、体の使い方で見事に演じていました。
それは、このドラマの監督がさせたものか？
もちろん 監督の手腕もあるでしょうが、キムスヒョンの演技力が伴わなけらば、ただの「くさい」演技になったことでしょう。
『涙の女王』は、キムスヒョンを主役にしたことで、〈百想芸術大賞〉にノミネートされるんじゃないかとさへ思いました。（この記事を書いた後で、実際 キムスヒョン〈百想芸術大賞ノミネートされました！〉）
それにしても また「会議」しました？！
そんな感じさへする場面展開の速さと物語の進むスピード感が、『涙の女王』が始まったばかりの時と大違いです。
そして、脚本もサスペンス要素も計算され尽くした感じがします。
ユン・ウンソンが、ここまで考えていたのか？！
と思わず考えるシーンがあります。
そして、ユン・ウンソンの実母 モ・スリの悪女ぶりも大したものです。
仲が悪いように見えるモ・スリとユン・ウンソンですが、これも本当なのか？！
そんな思いもいたします。
最後まで、見ている方が騙されるんじゃないか？！
こんな思いをさせられる韓国ドラマに久々に会いました。
『涙の女王』は、その様な意味で、サスペンスとしても成功していると思います。
ただ やはり手術を受けたヘインの記憶がどうなって行くのか？
ヒョヌとの関係がどうなって行くのか？
心から愛し合う2人の運命がどの様になるのか？
残り2話となりましたが、そこが見逃せなくなってきました。
『涙の女王』あらすじとキャスト紹介と全話の見どころと感想
『涙の女王』あらすじやキャスト紹介に加え、各回の見どころ感想も掲載してます。
私は、なるべくネタバレなしで見たまま、感じたままを書くようにしてます。どうぞ 合わせて読んでみてくださいね。
全話の見どころと感想は、こちらをお読みください。
Netflix 独占配信
【配信スケジュール】
エピソード15→4月27日配信予定
エピソード16→4月28日配信予定
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