『良くも、悪くも、だって母親』イ・ドヒョンの演技に注目！感想とあらすじ紹介

ネットフリックスの数ある【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめの中から、

『良くも、悪くも、だって母親』1話〜14話（最終話）まで、解説と感想。

サスペンス、復讐、胸キュンそんな要素も含まれたこの『良くも、悪くも、だって母親』

この「韓国ドラマ」は、女性として、母親として、どう生きてきたかを　時には母親目線から。

時には息子の目線から描きながら、周りの人との温かい交流もからめながら描いた秀作です。

息子役のイ・ドヒョンの演技にも注目です！

どうぞ　最後まで読んでくださいね。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』あらすじ

ヨンスンは若くして夫を亡くし、養豚場を経営しながら息子のガンホを1人で育てていた。将来困らないよう、彼女は“悪い母親”となり厳しく接し、ガンホは著名な検察官となった。しかしガンホは不運な事故によって記憶を失い、7歳の頃の精神状態に戻ってしまう。ヨンスンはガンホのために、再び“悪い母親”になる決意をするが……。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』をなぜ、おすすめするか、

〈テンポの良さです！〉

「えぇ〜、何この展開？！次はどうなるのぉ〜？！」って大切じゃないですか？！

私は、韓国ドラマを見るときに、１話目で大体判断するんですが、

「これは、テンポが悪くて、見られない、、。けど一応2話目も見るかぁ〜？！」

からの「やっぱ、無理ぃ〜！」でその韓国ドラマいったん保留します。

って、めっちゃ上から目線なんですが、、。

このドラマ「日本で、これは作れないだろうなぁ〜？！」ってほど

差別がすごいです。言葉の暴力レベルです。

不愉快に感じる方もいるかもしれません。

そこには、韓国ドラマあるあるの貧富の差、学歴社会などが浮き彫りになってます。

でも、財閥系ではなくて、検事や国会議員、それを利用しようとする人たち（やから）。

その人たちをからめながら、罪もないガンホ（イ・ドヒョン）の父が死に

それをきっかけに、ヨンスン（ガンホの母）が超教育ママに変貌します！

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』キャスト紹介

チェ・ガンホ役　イ・ドヒョン（検事から事故で7歳の子供に戻る）

チン・ヨンソン役　ラ・ミラン（イ・ドヒョンの母親）

イ・ミジュ役　アン・ウンジン（イ・ドヒョンの幼なじみで恋人）

オ・ハヨン役　ホン・ビラ（オ・テスの娘　ガンホの婚約者）

パン・サムシク役　ユ・インス（ガンホの幼なじみ）

チェ・ムソン役　ソン・ウビョク（ウビョクグループ会長）

オ・テス役　チョン・ウンイン（国会議員　元検事）

ソ室長役　チェ・スンジン（ウビョクの手下）

チャ代理役　パク・チョン（ウビョクの手下）

他に「チョウ里」の皆さま多数

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』1話、飼料店で働くヨンソンへのプロポーズ

1話→飼料店で働くヨンソンのところにプロポーズに来た養豚場のウンチョル

2人は結婚し、お腹の中にはのちのガンホを宿したヨンソン。

とても幸せに暮らしいたそんなある日、〈ソウルオリンピックの聖火リレー〉がヨンソンと夫が暮らす村をを通ることになり、

養豚場を無理矢理「撤去」する話が舞い込む。

当然反対したが、その夜養豚場が火事になる。

放火の疑いで裁判を起こすも、突然手のひらを返したように「嘘をつく」村人たち。

結局、「証拠不十分」で、無理矢理、撤去をせまった被告のウビョクグループのソン・ウビョクは無罪に。

その時の検事がオ・テスだった。

その後　ウンチョルは自殺に見せかけ、木に首を吊り殺される。

ヨンソンは、「証拠もある、首の跡もおかしい！」と警察に詰め寄るが自殺とされてしまった。

お腹の大きなヨンソン。1人でよその村に引越し新たに養豚場を始める。

そんなある日　チョウ里の村人が「養豚場は臭いから出ていけ！」とヨンソンに迫って来た。

お腹が大きい同士でもみ合っていたら、ヨンソンは産気づく。

今まで、追い出しにかかっていた村の人の助けを借り、無事出産。ガンホが産まれる。

その直後　もみ合っていた村の女性も急に産気づき、無事出産。ミジュが産まれた。

ヨンソンは、自分の夫が殺されたのは、「権力も何もなかったから」とガンホを検事にすべく、超スパルタママになる。

勉強だけのガンホ。あれこれとガンホのことを気にしてくれるミジュ。スポーツだけのサムシク。

ガンホの大切な大学受験の日、ミジュはキンパ（海苔巻き）を作って、ガンホの応援に来る。

ガンホが試験会場へ向かう、その時　ミジュがバイクにはねられ病院へ。

ガンホは結局、試験を受けられなかった。

「ミジュなんてほっとけばよかったんだ！」と怒るヨンソンに初めて反抗するガンホ。

この時以来ガンホとミジュは切っても切れない縁で結ばれていく。いや、同じ日に産まれた時から

２人は「運命」の相手だったのだ。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも悪くもだって母親』2話、検事になったガンホ

無事に検事になったガンホ。でも　ガンホはウビョクの手下のようになっていた。

ミジュはネイリストになり、相変わらず正義感の強い女性になっていた。

でも　この時ミジュは双子の母親になっていた。子育てしながらの仕事は困難と判断したミジュは

泣く泣く双子をチョウ里の母親の家の門のところに手紙と一緒に置いて行ってしまう。

もう1人の幼なじみサムシクはなんと刑務所に入っていた。

ガンホは1人暮らしをしていた。そんなガンホにたくさんの惣菜を作って届けにきたヨンソン。

しかし、顔も見られないまま寮の守衛づたいに「帰ってくれ」そうガンホから言われたしまった。

その頃

国会議員になっていたオ・テスの娘の婚約者になっていたガンホ。

だが、当然テスに「消えろ！」とまで言われる。

ガンホは、テスの元秘書で、テスの子供を密かに産んでいた女性がいること。

その子供とテスの間の「DNA鑑定書」を持っているとウビョクに話す。

ウビョクは、「ガンホを自分の養子として、テスの娘と結婚させる！」とテスを脅迫する。

ガンホは、テスの子供とその母親の女性を「助ける」と言いながら、睡眠薬で眠らせ、

車ごと海の中に沈め、その動画を殺人を犯した証拠として送信する。

こうして、テスの娘ハヨンと結婚することになり、2人で母ヨンソンのところを訪れる。

親しい村人総出で、祝おうと待っていたが、ガンホは、「親子の縁を切ってくれ」とヨンソンに書類にサインを頼む。

何が、なんだか分からないままサインするヨンソン。

その書類を手にハヨンとすぐに村を立ち去るガンホ。

その帰り道で、眠くなったガンホはハヨンに運転を代わってもらう。

首に巻いていたスカーフが風に飛ばされ、車を止め拾いに行くハヨン。

その時、ガンホの乗っていた車がトラックに追突され、崖下に落ちてしまう、、。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも悪くもだって母親』3話、ガンホ一命を取り止めるも7歳児へ

集中治療室のガンホ。「一命を取り留めただけで奇跡。でも　一生歩けないかもしれないし、知能は7歳児並みです」と宣告される。

ガンホが事故にあったことを知る会長。

テスは、娘ハヨンにガンホの様子を聞く。実は、ハヨンがガンホの水に睡眠薬を入れていたのだ。

スカーフをとりにいくのも、その時トラックがぶつかり、ガンホごと崖から落ちるのも

すべてテスの計略だった。寝たきりのガンホを黙って連れて村に帰ってきたヨンソン。

ガンホのことは秘密にしたかった、、。

しかし、ヨンソンのところの畑仕事を手伝ってくれていたミジュとサムシクの母親にガンホを見られてしまう。

その時、ヨンソンは初めて「生きていてくれるだけで幸せだ」そのことに気づく。

ガンホは手も足も動かせない。スプーンで食べさせようとするヨンソン。

かたくなにこばむガンホ。そんなことが何日も続いた時ふとガンホが「お腹いっぱい食べると眠くなって勉強できなくなる」

「お母さんは、そうしたらまた怒る」と子供の頃のことを口にする。

ヨンソンが、いつも繰り返し繰り返しガンホに言っていた言葉、、。

そのせいでガンホは食べようとしなかったのだ。

「もう　勉強しなくて良いからお腹いっぱい食べて！」と泣きながらガンホに食べさせるヨンソン。

その頃テスは、次期大統領選挙に立候補するため、ウビョク会長と手を切ろうとしていた。

そして、ガンホにトラックをぶつけた運転手は自殺していた。

バレるんじゃないかと半狂乱のハヨン。

ミジュは、やっと自分のネイルサロンをオープンさせていたが、一緒にネイルサロンをしていた先輩に

お金を持ち逃げされてしまう。

いつまでも甘やかしておくわけには行かないとヨンソンは1人で食事ができるようにとガンホへの別のスパルタ教育を始めていた。

何日も何日も続くスパルタ教育。でもそれは子供の頃とは違うスパルタ教育だった。

そして、ついにガンホは自分で食事できるまでに回復する。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』4話、車椅子で移動できるようになったガンホと学生時代のガンホ

車椅子に乗っているガンホ。今ではミジュの双子の子供たちと友達になっていた。

ガンホとミジュの学生時代のシーンへ

バイト先で、偶然再会するガンホとミジュ。ガンホが猛勉強しながらバイトまでするのは大変だと

学生時代、ミジュはガンホのことをネイルサロンで働きながら助けていた。

そして、お互い愛しあうようになっていた。

そして、ガンホは無事に1次、2次、3次と試験を合格し、主席で法学部を卒業していた。

そして、また現在。

リハビリを頑張るガンホ。この頃からヨンソンは胃の具合が悪いと感じ初めていた、、。

一方、自殺したトラックの運転手の妻の証言してる動画を見せ、テスを脅すウビョク。

テスは、ガンホのことをすべて調べ上げていて、ガンホは自分に娘ハヨンを通して近づいてきたこと、

そして、ガンホの父親を殺したのはウビョクだと2人で言い合いになっている。

会長とガンホが近づいたのは、ウビョクの孫が薬欲しさに女を殺してしまったことをもみ消したのが最初だった。

ガンホは、上手く会長の懐の中に入り込むことに成功し、お金を手に入れる。

そして会長からは見返りに「自分の家族になれ」こんなやりとりがされていた。

ガンホの荷物を住んでいたマンションと検事として働いていたところに取りに行った帰り道、

ヨンソンが急ブレーキをかけた時、後ろの乗用車に追突され、イチャモンをつけられる。

そんな時、ミジュはお金を持ち逃げされ、既にネイルサロンにお金を支払っていた人たちから逃れるため村に帰ってきていた。

そして、2人は再会を果たす。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも悪くもだって母親』5話、ガンホの運命、周りの人の運命もだんだんと動き出す

ガンホを見てビックリするミジュ。

また、場面は過去へ

2人で同じ誕生日の日を祝ったり、幸せそうな２人。刺繍をしたネクタイをプレゼントするミジュ。

自作の曲をギターで弾き語りしてプレゼントするガンホ。

だが、任官の日に突然「やりたいことがあるから」と別れを切り出し、そのまま出ていくガンホ。

また、現代。

胃の具合が悪そうなヨンソン。ガンホが事故で7歳になってしまったことを知るミジュ。

ヨンソンの車に自分の車をぶつけて、イチャモンをつけていたのは、かつて村に住んでいた作曲家だった。

何かにつけて、養豚場にクレームを言ってくる作曲家。

ヨンソンはついに病院に検診に行く。

テスは、娘のハヨンに自分が妊娠させた女性のことを「ガンホが妊娠させた」と嘘をついて、

ガンホの水に薬を入れさせていた。

その罪悪感から薬と手を切れずにいるハヨン。何をするか分からないからと

公的な場所以外外出禁止を言い渡す。娘すら脅迫するテス。

サムシクは賭け事ができる場末のバーでウエイターをしていた。

ガンホ、自宅で突然ナイフを持った男に襲われる。

それをまったく見たこともない男2人がガンホの家の押し入れから出てきて、ガンホを助ける。

ナイフの男はテスが送り込んだ男。押し入れから出てきた男2人はウビョクが送り込んだ手下と後で分かる。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』6話、徐々に行動的になるガンホ。そしてヨンソンの病名は？！

テスは、なんとしてでも自分の婚外子のDNA鑑定の原本を手に入れなければと手下を送り込む。

場末の賭け事ができるバーでウエイターをしていたサムシク。また店の客と喧嘩をしてしてしまう。

実は、その店「高利貸し」でもあった。「壊した店のもの賠償しろ！」と脅かされるサムシク。

この頃から、ふと検事だった頃の記憶がよみがえるガンホ。突然難しい法律用語をペラペラと喋り出す。

それが、心配なヨンソン。回復を望みながらもそこには複雑な心境が隠されていた。

ヨンソンが留守の時にミジュに会いに行くガンホ。バスに乗ろうとしているミジュが、財布を落としたのを目撃。

財布を拾い、車椅子でバスを追いかけ始めるガンホ。とうとう街まで来てしまう。

ミジュになんとか財布を届けることはできたものの、ちょうど市場にきていたヨンソンに見つかってしまう。

3人でヨンソンのトラックで帰りながら、ヨンソンはミジュにガンホの受験の時にミジュを攻めたことを謝る。

あの嫌がらせばかりする作曲家が、今度はヨンソンが親しくする村の人たちまで巻き込んで、

養豚場を村から無くそう！と話し合っているのをこっそり耳にしてしまったヨンソン。暗い顔をして、その場から立ち去る。

一方村に帰ってきたサムシク。子供の時からガンホに嫌がらせばかりしてたくせに、

自分が刑務所に入れられるのを「なんとか助けてくれないか？！」と検事だったガンホに頼み断られた過去を

ガンホに会い思い出す。が、家族から「ガンホは7歳になってしまった」と聞かされ驚く。

双子と仲の良いガンホは、ミジュと双子と一緒に夕食を共にするが、「もう今後は来ないでくれ」とミジュから言われてしまう。

その夜　また2人ウビョクの手下が養豚場にDNA鑑定書の原本を探しにきたが、ヨンソンに見つかり、

とっさに「農業初心者です。豚のフンが肥料に良いと聞いてきました」と嘘を言ってしまい、

結局　村で本当に畑を買い農業をするハメになるドジな手下。

豚の出産も無事終わりほっとしたのも束の間、胃の激痛で病院にかつぎ込まれるヨンソン。

自分が末期の胃癌であること、もう転移しており手術でも治せないことを知る。

そして、もう残された期間が短いことも、、。

心配で病院に駆けつけたガンホにヨンソンは一言「立って！」と言う。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも悪くもだって母親』7話、死を覚悟して受け入れるヨンソン

自分が死んだ時のためにこれからやらなければならないことをメモ帳に書き出すヨンソン。

家の登記、通帳、保険、日常のあらゆることをガンホに伝えられるように準備を始める。

ドジなウビョクの手下は、サムシクの実家の畑を高額の現金で買取り、農業をしながらガンホの家を見張ることになる。

ミジュは実家の農薬を買いに来た農薬店で、ひょんなことから店の片隅でネイルサロンを開くことが決まる。

サムシクは「早く金を返せ！」と高利貸しの手下からフルボッコ状態。

ヨンソンは吐血。

そんな折もおり、口蹄疫の疑いで養豚場の豚が生き埋めにされ、全部殺されてしまう。

それもすべて、ウビョク会長の差し金だった。

テスの娘は、トサン会長の息子と見合い。結婚がとんとん拍子に決まる。

絶望感に初めてさいなまれたヨンソンは、ガンホと父親の墓の前で無理心中を計る。

が、察知したミジュが駆けつけ大事に至らずに済む。

ヨンソンはガンホがテスの娘ハヨンと村に来た時に置いていったブランドもののバッグや毛皮などを

世話になったミジュとサムシクの母親にもらって欲しいと渡す。

弁護士の元へも行き、自分が死んだ時のことを弁護士に託す。

そして、ガンホを施設に連れて行く。「元気になったら迎えにくるから、リハビリ頑張って！」とガンホを説得しながら。

家に1人戻るヨンソン。もう覚悟はできていた。ロープを用意し、首を吊ろうとしていた。

施設から脱走するガンホ。首からかけたスマホに誘導してもらいながら、手を血だらけにして、家を目指す。

首にロープを巻くヨンソン。そして台を自ら蹴った、、。

泣きながら家にたどり着いたガンホが見たものは、首をつっている母ヨンソンの姿。

思わず駆け寄り、ぶら下がっているヨンソンの足を抱きかかえ、母を助けようとしたその時、

火事場の馬鹿力か、奇跡かガンホは立ち上がっていた。

そして、ヨンソンは一命を取りとめる。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』8話、ヨンソン、ガンホの本当の気持ちを知る

「自分が病院に行くときやガンホの世話ができないから施設に入れようとした」と話すヨンソン。

「自分はお母さんにとって、ただのお荷物だったんだね」と泣くガンホに

初めて自分が病気であることを話し「これからは、ガンホが私の保護者になってね」と話すヨンソン。

それから、一度ガンホが立てることを知ったヨンソンは、リハビリ施設に通うのと並行して、

ガンホを川に投げ込むリハビリも始めた。

もちろん浅い川だけど立てないガンホにとっては恐怖でしかない。

「立てば、大丈夫だ！さぁ立て！」の繰り返し。助けを求めるガンホを何度も何度も川へ突き飛ばす。

村のみんなは、養豚場の豚が殺処分になって、しかも　ガンホがあの状態なのにヨンソンをおい出そうとしたことへのお詫びに

電動車椅子をプレゼントしようとプレゼントを買い、ヨンソンのところへみんなで行く。

そこには、ミジュの姿もあった。

が、プレセントを渡そうとしたとき、自分の足で歩いて来るガンホがいた。

そこからは、なぜか村の一員になっていたウビョクの手下も野良着姿で親しい村の仲間と宴会が始まる。

そんな時　ヨンソンに寮の守衛をしていた男性から、

「いつか息子さんに惣菜を持って来た時に息子さんから預かったあなた宛の手紙があります」との連絡を受ける。

その手紙をガンホと一緒に読み進めるヨンソン。そこには、

「愛する母　久しぶりの母の味は美味しかった。連絡せずに申し訳なかった。体は離れていても心はいつも父と母と一緒だった頃の思い出の中にある」

と書かれていた。

ガンホは、決してヨンソンを憎んではいなかった。涙が止まらないヨンソン。

でも　どこか手紙の文章に違和感を感じる。「こんな文の書き方をすることなんてなかったのに、、。」

ふとガンホの幼い頃の写真に目をやるヨンソン。

そして、その写真たての裏を見てみると一つのSDメモリーが見つかった。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも悪くもだって母親』9話、ついにガンホの狙いが明らかになる

SDメモリーに書かれていたのは、ガンホの日記だった。

自分は父親の死の真相を探るのと母親のために法学部に入った。でも　父親の死の真相を知るためには、

検事にならなければならず、法学部を首席で卒業した。

その頃ミジュと偶然出会い、暗くて冷たかった自分の人生に光がさしたこと。

そして、検事になり自分の願いを実行に移すべくわざとテスに近づくためにハヨンに近づいたこと。

検事になりやっと、父親の裁判記録を読むことができたことなどが書かれていた。

ここから過去

ミジュは、ネイルサロンに勤めながらガンホを支えていた。お互い愛し合い楽しい生活を送っていた。

その支えもあり、ガンホは国家試験に合格。

だが、まさに任官式の日、ミジュに突然「やりたいことがあるから」と一言告げたまま、去ったガンホ。

検事になり、父親の裁判で父親と親しかったのに何故嘘の証言をしたかの真相を知るガンホ。

その影には、ウビョクの存在があった。そして、その時の担当刑事に自殺にしては首の傷が綺麗すぎると問いただすと、

その刑事は当時この事件の担当検事だったテスの差し金で、自殺と断定したと話した。

ガンホは真実を明らかにしていった。その上でテスに近づくため薬をやっていることを利用してハヨンに近づき、

父親のテスにバラさないと誓い信頼を得て、婚約者なった。テスとハヨンの婚約者としてあった時は、

既にテスの婚外子のDNA鑑定書をガンホは持っていた。それを脅しに利用する手はずだった。

一方でウビョクの孫を助け、ウビョクに恩を売り、ウビョクとも繋がりを持っていた。

テスの子供を産んだ女性からは、「2人を助ける代わりにウビョクグループの秘密資料を渡してくれ」と頼み、その秘密が入っUSBメモリーを受けとっていた。

そして、その女性を海に車ごと落とすふりをして、女性とその子供を車から下ろしてから、車だけ海に落とし2人を殺したとテスに報告していた。

ヨンソンに婚約者ハヨンを連れていった時にガンホは写真たての裏にSDメモリーを隠していたのだった。

そして、日記には「自分にとって父の事件と言うよりも彼らのために人生を台無しにされた母のため、

最愛の息子にとって一生、悪い母親でいる苦痛を強いられたそのための復讐だ。

そのために彼らが積み上げて来たものをすべて壊す。そのためにウビョクの養子になりテスの婿になる自分を許して欲しい。

いつか全てが終わり、母の元に戻れる日が来たら、子供の頃のように母の腕の中で緑豆チジミを食べたい」とつずられていた。

復讐をしないで欲しいと願うヨンソン。ガンホに無事でいて欲しいと願うヨンソンは、

SDメモリーもガンホの検事時代の資料もすべて燃やしてしまう。ただ、ガンホは検事の身分証だけ密かに拾っていた。

そんな時、海から変死体が見つかる。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』10話、ヨンソン、ガンホを結婚させようとする

ヨンソンは、ガンホに結婚してもらおうと見合いさせて欲しいとチョン里の里長に頼む。

そこには、「もし、ガンホの記憶が戻ったとき、家族がいたら復讐を諦めるかもしれない。」

そんなヨンソンの願いも込められていた。

村のみんなも助けてくれ、ガンホは何人かと見合いするが、「結婚」「見合い」それすら分からないガンホ。

皆に断られる。

サムシクは、借金とりに追われ生きてる心地すらしない。で、母が隠してあったヨンソンからもらったブランドバッグを売りに出す。

サムシクは、ヨンソンのダイヤのネックレスを盗み、お金に変えようとして、警察に捕まる。

ガンホは盗んだくらいは分かるだろうけど、何故か「自分がサムシクにあげた」と言ってサムシクは無罪となる。

そんな時　ガンホの事を「優しそう」と気に入ってくれる女性が現れる。

ガンホがミジュの事を好きだと気づいていたヨンソンは、ミジュにガンホを結婚するよう説得して欲しいと頼む。

そして、ミジュに自分がもうすぐ死ぬ病気だと初めて明かす。

過去の、ミジュ

ミジュはガンホに突然の別れを言われた時、お腹に中には、ガンホの子供を妊娠していた。

ガンホに黙って産んだが、双子を抱えて生活に困り、実家に置いて来たのだった。

双子の父親がガンホだと実の母に告白。そして、ヨンソンにも知らせるべきだとヨンソンの元へ向かう。

そして、海で見つかった死体の身元が割れる、、。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも悪くもだって母親』11話、ヨンソンの病気を中心にいろんな展開が始まる

まさにミジュがヨンソンの元を訪ねた時、ヨンソンが倒れていた。

急いで、ミジュがトラックを運転して病院へ。

「このまま入院した方が良い」と言う医師の言葉に怒り「どうせ治らないなら自由にさせて」と家に帰るヨンソン。

サムシクが売ったバッグが破れてるとクレームがくる。仕方なく返金をしてバッグをよく見ると

バッグの底が破れ、何かが入っていた。

バッグの底からDNA鑑定書の原本とSDメモリーが見つかる。

メモリーには、テスとウビョクがサウナで話した鑑定書のこと、そしてテスの婚外子と母を消す話が録音されていた。

サムシクは、それを使ってハヨンからお金を貰おうとするが失敗する。

ハヨンは父親がどれだけの悪事を働いて来たかをだんだんと理解する。

そして、トサン会長の息子との結婚式に現れなかった。それを激怒したテスは、ハヨンを病院に監禁してしまう。

ヨンソンとガンホは初めて外食に行く。「これからは今までできなかった事をしよう」と楽しそうに話す2人。

その夜　寄り添って寝ていると突然電話で起こされるヨンソン。

養豚場が火に包まれていた。慌てて中に入るヨンソンとガンホ。

火の勢いは止まらず、ガンホは窓をわりヨンソンを窓からだし、自分も出ようとした瞬間にガンホの上に天井が落下してくる。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』12話、ガンホの復讐の始まり！

なんとか一命を取り留めたガンホだったが、意識が戻らず。

サムシクから、テスの手下が放火したと聞かされるミジュ。ガンホが危ないと感じたヨンソンは、ガンホと身を隠すと言う。

ミジュはヨンソンに初めて学生時代のガンホと過ごした日々の事を話す。

ヨンソンは、ガンホがミジュの事を愛していたと気づく。そして、双子の父親はガンホだとミジュから聞かされる。

そのヨンソンとミジュとのやり取りをベッドの上で、意識が戻ったガンホは効いていた。

しかも頭を打ったからか、ガンホは以前の検事の頃のガンホの記憶を取り戻していた。

ガンホの意識が戻った事を喜ぶヨンソンとミジュ。そこに突然「ガンホを逮捕する」と刑事があらわれる。

海で変死体で見つかったのは、テスの子を産んだ女性だった。

殺人容疑がガンホにかけられる。ヨンソンが自分をかばおうとした時、ガンホは突然7歳児に戻り警察で暴れる。

家に帰ったヨンソンとガンホ。ヨンソンは気づいていた。ガンホが元に戻ったと、、。

「おかえりなさい」「ただいま」と言いながら抱き合うガンホとヨンソン。

ヨンソンは隠そうとするが、ガンホは真相を明らかにするとガンホの真相探しが始まる。

まだ、双子には黙っているが父親として双子を抱きしめるガンホ。

そして、ミジュに記憶が戻った事を打ち明ける。

双子がガンホとハヨンが村に来た時の様子を撮っていた動画にたまたまハヨンがガンホの水に何かを混ぜているのが映っていたことを発見するミジュ。

真相を明らかにするためミジュとサムシクもハヨンの居場所を探そうと奮闘する。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも悪くもだって母親』13話、いろいろな真相が暴かれていく

スヒョン（テスの子を産んだ女性）を乗せた漁師を見つけたガンホ。

あの夜何が起きたかを聞き出す。スヒョンは逃げる途中でウビョクの手下に行く手をはばまれ、海に赤ちゃんを抱きかかえたまま身を投げたのだった。

スヒョンの死をなんとかガンホに押し付けようとするテス。

ハヨンが閉じ込められていた病室の前には、たくさんの見張りがいたが、なんとかミジュは中に入り込む。

そして、ハヨンがガンホの水に何かを混ぜている動画を見せ、サムシクとハヨン、ミジュの3人は病院を脱走する。

車でガンホと合流する3人。ハヨンを助け出したは良いけど、どこに隠れてもバレそうで困っている時、

「ここなら見つからないかも」とサムシクが提案したのは、あの高利貸しがやっているバー。

そこは、ホテルもやっているので逃げてるはずのサムシク自らやって来たのだ。

案の定、脅されるサムシク。そこに検事の記憶を取り戻したガンホが、唯一残っていた検事証明と

その高利貸しがしているさまざまな違法行為をズラズラと並べたて、すっかりちぢみ上がった高利貸しは、あっさりと部屋を貸してくれることに、、。

そんな中、ヨンソンの病気が親しい村の人たちの知ることとなる。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』14最終話、ガンホついに法廷へ

テスに自分のターゲットは35年前に父を殺し、母を殺そうとしたウビョクだと言うガンホ。

ウビョクの犯罪を証明してくれたら、テスの罪はとわないと言い、法廷に証人としてテスを呼ぶ。

一方、村で農業をしていたウビョクの手下は、「全てを知りすぎた」とウビョクに命を狙われる。

ウビョクをビルの屋上に連れ出す2人の手下。ウビョクの犯罪、裏切り、それをウビョクに話させ、録音していた。

そして、手下もそこでウビョクから殺されかかる。

そこにガンホが、殺人未遂の現行犯でウビョクを逮捕する。

法服を着たガンホ。傍聴席には村の人もミジュもヨンソンの姿も。

被告人席には、ウビョク会長。証人席にはテス。

「スヒョンが妊娠したのは、ウビョクの子供だ！」こんな呆れた嘘をつくテス。

被告人ウビョクと言い合いになる。

ハヨンがその時テスの横に座り、すべてをばらすが、それでもまだ此の期に及んで、

「娘は心神耗弱状態です」との病院の診断症を提出しようとする。

そこに、まさかの人が現れる！

海でスヒョンに抱き抱えられ、死んだはずの赤ちゃん。

スヒョンは海に飛び込む前に赤ちゃんを隠し、自分だけ海に飛び込んだのだった。

そして、今　スヒョンと赤ちゃんを逃がそうとした漁師が歩けるようになった子供の手を引いて法廷に現れた。

この子供のDNA鑑定をしたら誰の子供かは一目瞭然。

テスとウビョクはガンホによって、緊急逮捕となった。

法廷には、ヨンソンの「バンザイ！バンザイ！」の声が響き渡った。

その日は、期しくもヨンソンの誕生日。ガンホの検事としての復活と法廷での復讐の終わり、

そして、ヨンソンの誕生日を祝うべく、親しい村人たちで宴会が始まっていた。

ヨンソンは村人たちに最後のお礼の挨拶をする。今までのことすべて謝り、そして感謝する。

場面変わって

ヨンソンとガンホとミジュの3人。

ヨンソンは「これは夫からもらった指輪」と言ってミジュの指にはめる。

ガンホの指にも「これは、私が夫にあげた指輪」と言って指にはめる。

『初めてのように愛せと良く言うけど、私は最後だと思って愛せと言いたい。

話してる言葉は、この人の最後の言葉　今のこの人に見せる最後の姿。

そう思えば、もっと真剣に人と接することができると思う』

そうガンホとミジュに話しかける。

夜、「今日は長かったね」などと話しながら、横になるヨンソンのところに

ガンホが「結婚するまでは、ここで寝る」と言って、ヨンソンと一緒に横になる。

「子守唄を歌って」とガンホのに頼むヨンソン。

手を軽くトントンしながら照れくさそうに子守唄を歌うガンホ

くたびれた1日が終わり、月明かりの2人　ひとつの影　目を閉じるとつかめそうな淡い幸せが　まだ　そこにあるのに、、♪

歌を聴きながらヨンソンはそっと目を閉じ、笑みを浮かべながら生涯を閉じた、、。

【韓国ドラマ恋愛以外】おすすめ『良くも、悪くも、だって母親』まとめ

ヨンソンは強い母親だなぁ〜と感じます。

私も2人の息子がおりますが、正直　教育ママではありましたが、ここまでする勇気はありませんでした。

それは、何も教育、受験、大学に関することばかりではなくて、

私には、〈息子たちに嫌われる勇気〉がなかったと感じます。

ヨンソンの愛はそれだけ深いのです。温かいのです。

だから、本当に辛い思いをしたかもしれないガンホが、実際に検事になり、

父親の死の真相と母親を「悪い母親」にした相手を突き止め、自ら法によって裁き、

〈母の願いを叶えたい〉そんな強くも優しいガンホに育った気がします。

できれば、もう少しヨンソンに生きていて欲しかったとドラマなのに願ってしまいました。