『無人島のディーバ』全話の見どころと感想とあらすじとキャスト紹介

『無人島のディーバ』Netflixから配信が始まるやいなやTOP10にランクイン!

「ディーバって、歌の女神だよね?歌姫だよね?無人島で1人で歌ってんの?!」

スタジオドラゴン製作の何とも興味深いネーミングドラマ『無人島のディーバ』

さてさて、どんな話のドラマなのか、これから追っかけて書いていきます。

どうぞ最後まで読んでくださいね。

  1. 『無人島のディーバ』あらすじ
  2. 『無人島のディーバ』キャスト
  3. 『無人島のディーバ』第1話 水槽の中VS水槽の外
  4. 『無人島のディーバ』第1話 水槽の中VS水槽の外 感想
  5. 『無人島のディーバ』第2話 偶然VS必然
  6. 『無人島のディーバ』第2話 偶然VS必然 感想
  7. 『無人島のディーバ』第3話 クーラーボックスVSドローン
  8. 『無人島のディーバ』第3話 クーラーボックスVSドローン 感想
  9. 『無人島のディーバ』第4話 2008VS2022
  10. 『無人島のディーバ』第4話 2008VS2022 感想
  11. 『無人島のディーバ』第5話 後悔VS誇り
  12. 「無人島のディーバ』第5話 後悔と誇り 感想
  13. 『無人島のディーバ』第6話 秘密VSウソ
  14. 『無人島のディーバ』第6話 秘密とウソ 感想
  15. 『無人島のディーバ』第7話 ソ・モクハVSウン・モレ
  16. 『無人島のディーバ』 第7話 ソ・モクハVSウン・モレ 感想
  17. 『無人島のディーバ』 第8話 ファン1号VSファン1号
  18. 『無人島のディーバ』第8話 ファン1号VSファン1号 感想
  19. 『無人島のディーバ』第9話 慰めVS誓い
  20. 『無人島のディーバ』第9話 慰めVS誓い 感想
  21. 『無人島のディーバ』第10話 正解VSリスク
  22. 『無人島のディーバ』第10話 正解とリスク 感想
  23. 『無人島のディーバ』第11話 お人好しVSしたたか
  24. 『無人島のディーバ』第11話 お人好しVSしたたか 感想
  25. 『無人とのディーバ』第12話(最終話)偶然VS必然
  26. 『無人島のディーバ』第12話(最終話)偶然VS必然 感想

『無人島のディーバ』あらすじ

主人公は、全羅道の離島チュンサム島で暮らす16歳の少女、ソ・モクハ。

大人気歌手ユン・ランジュの大ファンで、自身も歌姫になることを夢見ていた。

オーディションを受けるために家出をしてソウルに向かうが、途中で不運な事故に遭い、無人島に漂流してしまう。

ところが強靭な精神力で15年間の歳月を生き抜き、奇跡的に発見されたモクハは再び夢を目指すことになる。

そう、これは無人島でサバイバルする少女の話ではない。15年も別世界に暮らし、時間が止まっていた16歳のモクハが、31歳になってもう一度夢に向かって道を切り拓いていく物語なのだ。  

yahooニュースから引用
あらすじが、すでに強烈というか、「オーディション受けに行って、無人島に漂流しちゃうって何?!」
なんですが、、。
設定が面白いですね。
斬新なアイデアですが、助けられるまで、15年って、同じ国内の島ですよね?
いっくらなんでもかかりすぎって、感じませんか?
『無人島のディーバ』は、無人島でのサバイバルな「歌」の練習が、ディーバ誕生につながるん感じなんでしょうか?
いろいろ憶測がとまりませんね。






『無人島のディーバ』キャスト

ソ・モクハ役→パク・ウンビン/イ・レ

カン・ボゴル役→チェ・ジョンヒョプ テレビチャンネルYGN 芸能局プロデューサー

ユン・ランジェ役→キム・ヒョジン  大人気歌手

16歳の時のソ・モクハ役→イ・レ

イ・ソジュン役→キム・ジュホン ユン・ランジュの元マネージャー エンターテイメント会社社長

カン・ウハク役→チェ・ハギョン カン・ボゴルの兄 YGNの報道局記者

パク・ヨングァン役→シン・ジュソプ R&J所属歌手モラのマネージャー

ソン・ハジョク/ヤン・ジェギョン→ウハクとボゴルの母親

カン・サンドゥ/イ・ウク→ウハクとボゴルの現在の父親 元地方公務員

パク・ウンビンのプロフィールや気になる情報ははこちらを読んでくださいね。

http://eiga-kandora.com/unbinkoyakukatuyaku-2909





『無人島のディーバ』第1話 水槽の中VS水槽の外

チュンサム中学校の校内。

モクハは、必死で携帯の充電器を探している。

今日は、モクハが大大大ファンのディーバ、ユン・ランジュのラジオ放送のある特別な日。

なのに、モクハのスマホは、充電ぎれ!

モクハは小さな島を離れて、ユン・ランジュが審査員をつとめるオーディションに参加する決意を固めている。

モクハの同級生のギホは、中学で、他の生徒にお金を貸したりカバン持ちをしたり、自転車で送ったりして、小銭を稼ぎ、加えて放課後は、バイトもしていた。

ギホは、家で、父親から暴力を受けていた。

父親は、逃げた母親にギホが会いに行くためにお金を貯めていると思い、暴力をふるうのだった。

ギホは、父親からの暴力でできたアザを隠すため真夏でも夏服を着ることができなかった。

誰も気にも留めていなかったが、、。

モクハは、オーディションに送るための自分が歌っている動画を撮ろうとギホにお金を払って、カメラを貸してもらう。

島のいろんな場所で、モクハの歌う動画を撮るギホ。

モクハは、本当に歌がうまいし、歌っている時の表情も可愛い。

だんだんとモクハの歌声に心を開いていくギホ。

学校では、明るくて脳天気な印象のモクハ。

ギホは気づいていなかった。

モクハもまた、真夏に夏服を着てないことに、、。

モクハは、父親から暴力を受け、夏服を着れなかったのだ。

そんなある日、モクハが、父親の暴力に耐えかねて、警察に通報した。

でも そこにいた警察官の顔は、、。

ギホは、夜にモクハの家にモクハのミュージックビデオを届けに来た。

「オーディションの応募は今日までだろっ?!」そんなギホの言葉をモクハは、無視した。

ギホは、そのミュージックビデオをモクハに黙って、コンテストに応募する。

モクハのビデオは、憧れのランジュの目に留まる。

モクハのところに「ソウルに来ないか」とのランジュの所属事務所、シュガー企画からの電話が来る。

モクハは、喜ぶどころか、そっけなく電話を切ってしまう。

ギホはモクハと一緒にチュンサム島を脱出する計画を立てる。

ランジュもまた 小さな音楽事務所との契約をして、新たな一歩を踏み出そうとしていた。

モクハとギホは、始発の船に乗り込んだ。

そこにモクハを連れ戻しにきた父親が現れる。

モクハを旅立たせるため、ギホは船から降り、モクハの父親を必死で止める。

と思った矢先、、。

そして、15年の歳月が流れていった、、。


『無人島のディーバ』第1話 水槽の中VS水槽の外 感想

スタジオドラゴンの製作する韓国ドラマは、ドラマチックと言うか、相変わらずぶっ飛んでますねw

パク・ウンビンが15年間も無人島でサバイバル生活をする役って、1番合ってない感じしませんか。

パク・ウンビンって、頭が良くて冷静で、きちんとしてて、ブラウスのボタンを1番上まで留めてるイメージ。

およそ、サバイバルのイメージとはかけ離れてる。

ただ 第1話目から話は、どんどん進みます。

展開が早いです。

それにしても モクハとギホ、2人の中学生が、真夏にも夏服を着れない理由、、。

その理由を知ったとき、思わずドラマのなかに引きずりこまれます。

同じ理由で悩んで苦しんでいたなんて、悲しすぎる、。

『無人島のディーバ』がヒューマンドラマのくくりだというのが分かった、第1話でした。


『無人島のディーバ』第2話 偶然VS必然

ボゴルとウハク兄弟一家。

両親と2人の息子との朝ごはんの様子。

文句を言い合いながらも楽しい感じが伝わってくる。

2人がボランティア活動で、無人島を訪れる。

そして、ドローンを飛ばし、ゴミのある所を見つけようとしていた。

そして、そのドローンがモクハを発見する。

モクハは、15年ぶりに「人間」を見る!

泣きながら感激し、ドローンを追いかけて来たウハクを抱きしめる。

モクハは、やっと無人島生活と別れを告げる。

モクハは、いきなりソウルに来た。

まるで、浦島太郎状態で、ホームレスのようなモクハ。

モクハは、あっという間にウハクのドローンの映像と共に、ニュースになる。

もう 身元までバレている。

モクハが流れ着いたのは船から落ちたところから55キロ離れた「ピルジ島」という島だった。

モクハは、一旦施設に預けられたが、モクハに会いに来たりする人は誰もいなかった。

歳は31歳だけど、中身な16歳のままのモクハ。

そして、自分が生まれたチュンサム島に1人で戻ると、、。

モクハは、チュンサム島で、やっと知り合いに会う。

と思ったら、「もう お前は法的に死んだ人間だ!」と追い出される始末。

ただ モクハの知りたいことはたったひとつのことだけだった、、。

一緒にこれば取材ができると思って、モクハをチュンサム島に送ってきた報道局記者のウハク。

モクハは、「人の気持ちが読めないウハク」を相手に真相を話し始める。

モクハはまた島を離れる決心をする、、。

そして、ウハクとボゴル兄弟の両親が営む美容院の屋根部屋に隠れることになる。

モクハは、憧れていたユン・ランジュに会うつもりだった。

しかし、15年前とは違いユン・ランジュはもう歌手として過去の人になっていた。

モクハは、たまたま、ユン・ランジュが出演することになっていた「お祭り」にウハクと一緒に行くことになる。

ユン・ランジュは本番にまさかの泥酔状態。

そんなユン・ランジュを救ったのは、、。


『無人島のディーバ』第2話 偶然VS必然 感想

モクハ役のパク・ウンビンはさすがですね。

百想芸術大賞受賞女優だけのことはありますね。

スーツの似合う弁護士役もハマるし、凛とした中に隠された女心を感じさせる世子役も。

そして、今回の心に傷を負いながらも必死で無人島で生き延びる16歳の少女役。

生還してからは、自分の年齢が31歳なんだと思いながらも夢を追いかける中身が16歳の少女の役。

パク・ウンビンは、そんなちょっと複雑な役を見事に演じてます。

歌唱シーンは、ウンビンが本当に歌っているかはまだ情報が上がって来てないんですが、「吹き替えじゃなく、ウンビンが歌ってる!」って言われても信じるレベルの熱唱ぶりです。

「信じるレベルって何?!」なんですが、、。

モクハが歌い上げるところの首の筋のでき方が歌ってる時そのもの。

声を張り上げる時には、舌の付け根の部分が下に落ちているのが正しい歌い方の時の舌の位置なんですが、これって結構難しいんです。

それが、パク・ウンビンは完璧にできてました。

ウンビンの声の良さは以前のドラマからも分かるように滑らかで、無理のない発声をしてます。

実際にドラマで流れるのが、パク・ウンビンが本当に歌った声ではないにしても、パク・ウンビンはその歌うシーンでは、本当に歌ってると思います。

思いの丈を込めて。

そこも見どころですので、是非チェックしてみてくださいね。

ウハクとボゴルの兄弟関係も面白いし、ドラマのテンポも早いので、「これからどうなっていくんだろう?!」

って、早くも思ってしまいました。


『無人島のディーバ』第3話 クーラーボックスVSドローン

無人島の断崖に立つモクハ、、。

もう 誰も迎えに来ないと諦めて、自殺を考えているんだろうか?!

ギホからもらった大切な靴を脱ぎ、断崖絶壁から海に身を投じる。

沈んでいくモクハ。

ふと目を開けると何かが海の上に浮かんでいるのが見えた。

モクハは、それが何かを確かめようと海面に蹴上がり、その何かわからない箱を手に海岸に戻る。

場面変わって、ユン・ランジュの元マネージャー、イ・ジュンホがまるで、スティーヴ・ジョブズのようにステージ上で、スピーチしている。

今やエンターテイメント会社〈リズム&ジョイ〉の代表になっていた。

ユン・ランジュは半地下に住み、その家賃も滞納、毎日酒浸りの日々を送っていた。

そして、やっとありついた仕事で、モクハと出会ったのだった。

ランジュとすっかり意気投合するモクハ。

モクハがランジュを応援する情熱は、16歳の時のままだった。

いや、ランジュと実際に会った今、その情熱はそれ以上に燃え上がっていた。

そして、ウハクとボゴル兄弟の両親が営む「兄弟美容室」の屋根部屋にモクハとランジュが何故か、一緒にいた。

ランジュと無人島生活の話しに盛り上がるモクハ。

モクハは、ランジュが声帯結節(声帯の両側にコブができる病気)で、歌えなくなったことを知る。

家賃滞納で居場所のなくなったランジュは、モクハと兄弟美容室の屋根部屋で同居することになる。

モクハは、ランジュの計らいで、R&J(リズム&ジョイ)のオーディションを受けることになるが、、。

まさかの憧れのランジュのマネージャーに採用決定した?!

モクハは、さらに驚くことをランジュから聞かされる。


『無人島のディーバ』第3話 クーラーボックスVSドローン 感想

3話目にして、いまだにボゴルとウハクの見分けがつかないことがあって、困ってます。

パク・ウンビンの演技、光ってると思いますがいかかですか。

パク・ウンビンは、自身も30代でありながら、16歳の瞬発力と行動力と怖いもの知らずなところを見事に演じてます。

そして、無人島に15年間いたとは思えない順応性!

パク・ウンビンが、ランジュと一緒に踊るシーン!

これ、必見です!

「パク・ウンビンって元アイドルなの?!」ってなって、思わずパク・ウンビンのプロフィールを調べてしまいました。

西江大学校社会科学部心理学専攻
趣味 映画鑑賞 音楽鑑賞
特技 ピアノ、ヴァイオリン
パク・ウンビンって、心理学専攻なんですねぇ〜。
演じる時も演じる役の心理まで考えているんでしょうかぁ〜?
パク・ウンビンは、どうやら本当に歌っているようです。
その歌声は、優しく訴えかける感じですね。
モクハは、何としてもユン・ランジュに自分が憧れていたときのランジュに戻って欲しい。
その一心で、ユン・ランジュのマネージャーになります。
モクハの人生とランジュやモクハの周りの人たちの人生。
そしてギホのこと、、。
知りたいことだらけになってしまいました。



『無人島のディーバ』第4話 2008VS2022

「N回目の全盛期」

現在42歳のユン・ランジュが28歳の全盛期だった時の自分の歌声を超えられるか?!

ランジュは、いきなりものすごい生放送のテレビ番組に出演することになった。

モクハは、まるで、15年前からランジュのマネージャーをしていたようにマネージャー業が板についてる。

モクハは、スマホも免許も持っていない!とウハクに指摘されてしまう。

モクハは、スマホと免許を持つためのお金を稼ぐべく、ランジュのマネージャーと兄弟美容室、両方で働き始める。ウハク

ボゴルはしっかり者の理性派。

ウハクは、仕事は真面目だし、記者だからそれなりの行動力もあるけど家でも仕事先でも「ボゴル、ボゴル!」

ボゴルが大好きな兄のウハク。

そんなウハクだけどモクハのことになると急に兄貴風をふかす。

ウハクは、事故が原因で高校前の記憶がない。

モクハの「どうしてギホは連絡をくれないんだろう?!」

ウハクは、そんなモクハの不安に対しても親身になってくれる。

「ギホは、モクハに会いたくても来られない状況なのかもしれないじゃないか?!」こんな感じで、、。

一方、R&J(リズム&ジョイ)会長のイ・ソジュンは心中穏やかじゃない。

ユン・ランジュのマネージャー時代に事務所を立ち上げ独立したソジュン。

そのときにランジュと交わした、「レコードの売上が通算2000万枚以上に達したら株の半分をランジュのものとする」

急にランジュが注目され、その約束が現実になるのではと気がきじゃない。

ランジュとモクハは、「N回目の全盛期」の収録に路線バスで向かう。

会場に着くとイ・ソジュン代表(まだ、ランジュはソジュン代表の事務所の専属歌手です)が、ランジュをスターのように扱う準備を整えていた。

モクハは、そんなイ代表の行動に疑問を抱く。

そして、プロデューサーのボゴルは、酒びたりで、タバコを吸いまくっているユン・ランジュが、本当に歌えるのかと疑問を感じ始めていた。

エンターテインメント事務所R&Jの先輩スタッフからスマホを渡されるモクハ。

この事務所の先輩もすでにランジュの秘密に気づいているようだ。

そして「N回目の全盛期」本番。

モクハが歌い、ランジュは口パクを始める。

こうして、モクハは自分の夢を違う形で、叶えることになってしまった、、。

モクハは、会場が片付けられる時に自分自身が舞台に立ち、歌っている姿を想像する。

そして、ウハクのところにギホを名乗る人物からモクハあてに花束が届く、、。

『無人島のディーバ』第4話 2008VS2022 感想

今回の見どころは、想像の中でですが、パク・ウンビンが歌手として1人でステージに立つところです。

パク・ウンビンが、綺麗な衣装に身を包んで歌うところが印象的です。

本当にパク・ウンビンって綺麗な人ですねぇ〜って、改めて思います。

4話までで、すでに腹八分目くらい(6.5分目かなぁ〜?)って感じなんです。

あまりにもいろいろありすぎて、、。

ですが、4話も「えっ?!」があります。

パク・ウンビン、ピンチ的な!

韓国ドラマ『無人島のディーバ』の面白いところは、パク・ウンビンが、肉体もメンタルも強靭な無人島で生き残った女性を演じているところ。

パク・ウンビンをはじめとする、周りの人たちの人物設定。

そして、ジェットコースタームービーのように次から次へと起こるいろんな出来事。

これが、『無人島のディーバ』を飽きさせずに「やっぱ、こう来たかっ?!」

なのか、「へっ?まさかっ?!」なのかって感じで来るところだと思います。

モクハは、無人島生活が長かったからか、何事も疑ってかかるところがあります。

モクハは、マネージャーとしてしっかりしている感じです。

ランジュは、15年前に売れてた頃は、「嫌な歌手」だったことも有ったようです。

ランジュは、基本「人に騙されやすいタイプ」のようにも感じます。

でも お腹の中が黒いのか、白いのか、はたまたグレーなのか分からない登場人物もまだまだおります。

油断大敵です。(この考え方がすでにモクハ的だと感じる)

ハラハラ、ドキドキ。そしてたまにはホっで参りましょう。


『無人島のディーバ』第5話 後悔VS誇り

モクハは、花束に添えてあったメッセージカードを見るなり、駆け出す。

モクハは、ソウル駅に着く。

モクハは、自分が探していたギホに会えると思っていた。

ところが、、。

モクハは、誰かに突然手を引っ張られ、難を逃れる。

モクハの手を引っ張り、助けてくてたのは、ギホなのか?!

それは、ボゴルだった。

モクハは、ボゴルからあまりの世間知らずな行動を非難される。

モクハがもらった花束は、ギホからの物ではなかった。

ボゴルは、兄のウハクから花束の話を聞き、ソウル駅に駆けつけていたのだ。

ギホのふりをして、花束を贈ったのは、ギホの父だった。

ギホの父親は、警察を辞め、今は警備員として働いていた。

ウハクは、偶然 花束を持っている人物に出くわす。

そして、その人物がギホの父親だと知り、後をつける。

ウハクは、モクハに出会った頃から、時々自分も知らない過去の記憶の断片のようなものが頭に浮かんでいた。

モクハは、ギホの父親が来たことは、逆に父にギホが見つからずに済んでいると喜ぶ。

危機感を感じたウハクとボゴルは、自分達がモクハを守ろうと決心する。

モクハ、ウハク、そしてボゴル3人の静かだけど それぞれが、ざわつく心を押し殺すような夜が過ぎていく。

次の朝、兄弟美容室。

モクハは、自分のことを心配して、ウハクの両親もモクハのスマホに自分達の連絡先を入れてくれているのを嬉しそうに見ている。

モクハは、自動車教習所にも通い、念願の免許を取得する。

モクハは、ユン・ランジュのリバイバルのために頑張って運転免許まで取ったのに、思わぬ展開が待っていた。

ユン・ランジュはランジュで、もう自分の所属事務所R&Jは当てにならないと自らも行動に出る。

でも、、。

モクハがユン・ランジュの代わりに歌っていたことがバレていた。

ユン・ランジュは、何をしても上手くいかないのを酔った勢いでモクハのせいにする。

ウハクは、ギホの父親を偵察し始める。

そして、モクハは、ユン・ランジュが歌うはずだった結婚式に1人で向かう。

とそこに、自分も仕事で招待されいているとウハクが現れる。

R&Jのイ代表は、元ユン・ランジュの所属事務所社長、ファン代表まで抱き込んで、ランジュのリバイバルを阻止しようとする。

モクハは、ユン・ランジュに電話し、自分の熱い思いを伝える。

そして、ファン代表の娘の結婚式で、高音が出ないユン・ランジュのためにモクハは、ユン・ランジュと一緒に歌を歌う。

モクハは、ユン・ランジュとの結婚式でのデュエットが上手くいき、幸せを噛み締めていた。

ウハクが、そんなモクハに、もしかしたらギホが見つかるかもしれないと告げる。

ウハクは、ギホの父親がいない夜についにギホの父親の家に入ってみる。

そして、そこで目にしたものは、、。


「無人島のディーバ』第5話 後悔と誇り 感想

本当に展開が早いドラマです。

5話目で、ユン・ランジュの口パクがバレているとは思いもしませんでした。

モクハ役のパク・ウンビンは、どんどんモクハ役にエンジンがかかってきた感じです。

パク・ウンビンの演技は、一層 タメ口になったと言うか、16歳の時に戻って話しているみたいです。

モクハは、めっちゃ頑張っているのにユン・ランジュが酔った勢いで、モクハに八つ当たりする時。

見ている方も涙が出そうになります。

そこまで言わなくたって良いじゃないってなります。

でも モクハは言葉や行動が時々16歳になりますが、そこは頭が良いと言うか、なんて、良い子なんだ!って感じです。

そんな風に感じさせる台詞とバックに流れる優しいメロディのOST。

そして、パク・ウンビンのあの黒目がちな目がうるうるする演技。

パク・ウンビン演じるモクハのひたむきさにメロメロになります。

ただ ギホの父親が登場したことで、ドラマの展開がなんか恐ろしい方向に向かうんじゃないか?!

そんな気がします。

私は、心が綺麗なモクハやウハク、ボゴル、、。

モクハを取り巻く良い人たちみんなに幸せな未来が来ることを願わずにはいられない!

そんな第5話でした。


『無人島のディーバ』第6話 秘密VSウソ

ウハクが、張り込みを続けていることに不安を感じたボゴル。

ボゴルは、密かにウハクの後をつけた。

ウハクが、ギホの父親の家に潜入。

ウハクがそこで見つけたものは、1枚の家族写真だった。

場面は、ギホの中学生の頃の懐古シーンへ。

ギホの父親が怒り狂った様子で、家に帰って来る。

ギホは、もう1人の男の子とクローゼットの中に隠れている。

母親が止めに入るもクローゼットの中に隠れている2人の男の子はギホの父親に見つかってしまう。

父親が、ギホを怒鳴りつけているともう1人の男の子がギホのことをかばう。

その男の子は、ギホより少し年上の感じで、名前はチェホ。

ギホは、その時父親から受けた暴力のせいで、記憶を失っていた。

ギホは、ウハクだった。

ウハクは、その時に父親から受けた暴力により記憶を失っていたことが分かる。

そして、家族写真に一緒に写っていた男の子の子は一体誰?!

ギホが一緒にクローゼットに隠れた男の子は、今もウハクの弟として暮らすボゴルだった。

ウハクとボゴルの母親は、ギホが記憶を無くしたのを利用して、ウハクとボゴルと言う名前にして過去を消していたのだ。

その違う名前にした母親は、一体誰?!

モクハは、ラン・ユンジュと一緒に兄弟美容室の屋根部屋で暮らし始めた。

ユン・ランジュは、歌手としての育ての親、ファン代表と一緒にユン・ランジュのデビュー当時のCDを売り始めた。

ウハク(ギホ)は、モクハにギホと会ったと嘘をつく。

モクハは、兄弟美容室のウハクとボゴルの母親が何かギホの秘密を知っているのではと疑いだす。

一方、自分がギホだと知ったウハクは自分の生き方を変えようとする。

ユン・ランジュは、アルバムの売れ行きも順調で、モクハの口パクで、歌番組に出演するようになっていた。

ユン・ランジュは、「N回目の全盛期」で、R&Jの売れっ子モラとの対決が決まる。

ユン・ランジュとモラとの対決の日、会場はモラのファンで埋め尽くされていた。

最初は、ユン・ランジュもモラも口パクで対決する予定だったが、急遽生歌勝負になる、、。


『無人島のディーバ』第6話 秘密とウソ 感想

まさかのウハクがギホでした。

ボゴルがギホじゃないか説の方が多かったですが、、。

もう 6話目でギホ、ウハク、ボゴルのことバラして良いのって感じです。

元警察官で、今は警備員のギホの父親はかなり執念深い人間のようです。

ギホの父親がこの後 ウハクとボゴルとどう接して行くのか、全面的に戦うのかが気になります。

モクハは、31歳の女性とは思えないように相変わらず、ドタドタと外股で歩いてます。

モクハは、本当に心が純すいで真面目なんだなぁ〜、そんな印象を持たせるためのパク・ウンビンの演技なんでしょうか。

6話は、ウハクとボゴル。

モクハとユン・ランジュの今後の展開の動機ずけだったように感じました。

なので、まだまだ余談を許さないと言うか、今後の展開で、またハプニング!

なんてことも起こりそうな予感です。


『無人島のディーバ』第7話 ソ・モクハVSウン・モレ

今の父親(兄弟美容室での父親)は、元地方公務員として働いていた。

モクハとボゴルの母が、その地方公務員だった今の父親がいる窓口に相談しに行ったのが、運命の転機だった。

今の父親は、地方公務員の立場を利用し、村から蒸発した、ほぼ年も同じ4人家族の名前を使い家庭を持つことにした。

それが、カン・サンドゥ(父親)ソン・ハジュク(母親)カン・ウハク、カン・ボゴルという名前だった。

今の父親は、もちろん違法行為だが、その時はそれしか方法がなかったとウハクに話す。

ウハクは、「僕たちの本当の名前は?」と父に問いただすと、、。

一方、ユン・ランジュの口パクはもう既に関係者にはしれ渡っていた。

ユン・ランジュとウン・モラが「N回目の全盛期」で対戦し、ユン・ランジュが生歌で勝利したら、ユン・ランジュの代わりに歌っていたのが誰か、明かされる運びとなっていた。

ユン・ランジュもモクハも何故、口パクの件が漏れたのか、まったく知らなかった。

ユン・ランジュは、「自分が勝ったら、自分がステージに上がる!」と言い張る。

ユン・ランジュは、自分が苦労して築いた地位をモクハに奪われたくないのだ。

ウン・モレは、過去にモクハが居なくなったから自分がデビューできたことを知っていたので、不安で頭がいっぱいになっていた。

ユン・ランジュとウン・モレの心の葛藤をよそにモクハは、ステージに立つべくメイクを進める。

そして、「N回目の全盛期」の幕が上がる。

ステージに上がるユン・ランジュとウン・モレ。

だが、この時既に台本が用意されていた。

それは、、。

ユンランジュが、今まで口パクをしていたことを告白するものだった。

そして、対決は、ウン・モレVSモクハに変わる!

モクハとモレの生歌が終わり、生歌の勝者が、ステージ上に登場する時が来た。

モクハは初めてステージの上に立ち、自分の声で、これまでの思いのすべてを自分の歌にこめて歌い上げる。

『無人島のディーバ』誕生の瞬間だった。

モクハは、そんな喜びの後で、偶然ウハクとボゴルの言い合いを聞いてしまう。

モクハは、そんな時 ふと見た会場にギホの父親の姿を見つける。

モクハは、ギホの父親と話す。

ギホの父親は、ギホだけではなく、母親も含めて自分の元から去った家族3人すべてを探していた。

モクハは、ウハク、ボゴル、そしてユン・ランジュが探す中、ユン・ランジュにメールを残し姿を消す。

モクハは、ウハクに簡単に見つかってしまう。

モクハは、「N回目の全盛期」で歌を歌ったことで、行く先々で目撃情報が、SNSで投稿されていたのだ。

そして、モクハは、本当のギホが誰だったのか知ることになる。


『無人島のディーバ』 第7話 ソ・モクハVSウン・モレ 感想

今回は、見ごたえ充分というか、『無人島のディーバ』中間の折り返し地点でのクライマックス的な回でした。

いっぺんにいろんなことがわかっちゃうので、ネタバレしないように書くのが難しいんですが、モクハはステージで歌うことになりました。

もちろんパク・ウンビン自ら歌ってますが、声もさることながらビブラート(声をふるわすこと)が本当に上手くて、驚いてしまいました。

ユン・ランジュもモクハと出会ったことで、人間としてとても素敵な人になりました。

ウン・モラは、そのユン・ランジュからかけられた言葉で、歌手としての新たな一歩を踏み出すことができる感じです。

ステージに上がったモクハは、本当に綺麗で、可愛くてとても31歳なんて思えないくらい純粋な感じがしました。

それが、パク・ウンビンの持つ雰囲気と重なって、より輝いて見えた感じです。

兄弟美容室の父親と母親の関係も明らかになりました。

ですが、モクハが有名になったことで、警察官だった父が、現われます。

今後 このあたりがミステリータッチに描かれるんでしょうか、、。

モクハが、本当のギホを知ったことで、仲が良かったウハクとボゴル兄弟にも変化は起きてくるでしょう。

モクハは、これから歌手として生きていくのか?!

そこら辺も気になりますね。


『無人島のディーバ』 第8話 ファン1号VSファン1号

中学生の頃のギホの懐古シーン。

ギホの兄 チェホはギホを父親の暴力から守って大けがをして、意識が戻らない状態が続いていた。

そんな時 父の転勤が決まり父と一緒にギホが転勤先へ行くことになる。

父親が船の切符を買っている時に母親のハジュンがギホにチェホの意識が戻ったら逃げるつもりだと言う。

その後ギホは、モクハとの脱出にも失敗したが、やっと島を脱出することに成功し父親のボンワンと離れることができた。

母親とチェホがいるところに行くギホ。

そこへ現れたのは、名前も電話番号も変えた母のハジュンと今の父、サンドゥだった。

久しぶりに会うチェホは記憶を失っていた。

ギホとも初めて会う感じだった。

母は「チェホは記憶を失った。綺麗な思い出を作ってあげようと。」とギホに言う。

ギホは新しい父親との新しい4人家族の生活を楽しんでいた。

ギホにとって、みんなが笑顔の楽しい生活だった。

ギホはあまりに自分が幸せになったことを申し訳なく感じていた。

モクハが、行方不明だったからだ。

ギホは、15年間 モクハに会えることを信じて探していた。

そして、ギホはボゴルという名前になって、モクハと再会する。

ボゴルは、モクハに歌手を続けるようにうながす。

モクハは、自分のせいで、ウハクやボゴルが父親のボンワンに見つかる事を心配していた。

ボゴルはそんなモクハに「有名な歌手になれ!そしたら誰も手出しできない。」と励ます。

モクハ、ボゴル、ウハク 3人で車に乗り帰る途中 ウハクは突然「遊んでいこう」と言う。

着いた所は、ギホが新しい4人家族になって、キャンプを楽しんだ場所だった。

そこへ、父親のサンドゥと母親のハジュンも合流。

モクハは、失われた時間を一気に取り戻すような幸せを感じる。

モクハが家に帰るとユン・ランジュとユン・ランジュの荷物が消えていた。

ウハクは、1人で故郷のチュンサム島を訪れていた。

ウハクは、昔の自分を知っている人に「ギホです」と名乗った。

そして、そのことは直ぐにギホの父親ボンワンに知らされる。

モクハは、たくさんのエンターテインメント事務所からオファーをもらっていた。

その中にユン・ランジュのことを締め出したR&Jのファン代表もいた。

行方が分からなかったユン・ランジュは、母がいる療養所に母に会いに来ていた。

一方、ボゴル(ギホ)は自分の方から父親のボンワンに会いにいく。


『無人島のディーバ』第8話 ファン1号VSファン1号 感想

ボゴルがギホでした。

ウハクは自分がギホではと思っていたので、複雑な気持ちです。

その気持ちは、モクハが好きだったこととも重なっているように感じました。

モクハは、自分が歌うことで、一緒に暮らす場所がかつて暴力をふるった父親のボンワンに知られると思いました。

そのことを避けるために1人姿を消しました。

ウハクは、そんなモクハに「自分の家族の問題で、歌手を諦めるな!」と言います。

もう みんな自分のことを置いといて人のこと思いやりすぎ!ってくらい優しい!

モクハやボゴルの母親のことをいくら好きになったとは言え、今の父親サンドゥも優しいし勇気がありますよね。

自分に危害が及ぶかもしれないのに、、。

やはり相手のことを考えて思いやりのある人のところには、同じような感じの人が寄ってくるのかなぁ〜なんて考えてしまいました。

毎回 モクハ(パク・ウンビン)が歌うシーンがあるように思いますが、『無人島のディーバ』では、ドラマのOST(オリジナルサウンドトラック)とは別にモクハのアルバムが出来ちゃうんじゃない?!

そんな風に期待も込めて思ってしまいました。

今回は、高音もバッチリ決めて「こんな高音出るなんてすごい!」でしたし、、。

ボゴル(ギホ)はついに父親のボンワンに会いに行きますが、何か考えがある様です。

怪我とか暴力とか、そっちの方向に行かないと良いなぁ〜と思わず考えてしまいました。


『無人島のディーバ』第9話 慰めVS誓い

ボゴル(ギホ)はついに実の父親、ボンワンに会いに行きます。

その再会は決して喜びの再会ではありませんでした。

ボンワンは、今でもと言うか、ずっと自分が悪いところはなく自分の元を去った家族が悪いと思っていました。

一方 ボゴルがギホと分かったモクハは、無人島に流された時の話をします。

実は、モクハが無人島に流された時、モクハの父親も無人島に流されていたのです。

でも 父親は既に死んでいました。

ボゴルにその時の気持ちを話すモクハ。

モクハの口からは、父親を恨むような言葉はありません。

モクハは、むしろ父親のことを「悲しい人」と感じていました。

ユン・ランジュは「自分のことはもう諦めた。」とモクハに言います。

モクハは、当然、反対します。

ユン・ランジュは、はっきりモクハに自分の考えを伝えることで、モクハを次のステップへ進めたかったのです。

モクハは、まだすべてをあきらめたユン・ランジュを受け止めることはできません。

でも モクハは、ユン・ランジュと一緒に頑張った日々に別れを告げます。

ボゴルが実の父親にあったことを知ったウハクとモクハ。

ボゴルは、自分の中にある弱さをモクハにさらけ出します。

モクハは、それを優しく受け止め気丈に振る舞います。

ボゴルとモクハは、まるで、中学生の時のモクハとギホに戻ったようでした。

ユン・ランジュはR&Jのイ代表に会いにいき、イ代表との契約解除を申し出ます。

一方、モクハは、R&Jと契約することを決めます。

モクハは、デビューがかかるLIVEの出演も決定し、寝ている時以外はそのLIVEで歌う曲選びに没頭しています。

モクハは、何十曲聴いても“これ” と言う曲に出会えませんでしたが、突然“これしかない!” と思える曲を探し当てます。

モクハは、その曲を自身で考えた歌詞に変えて歌うことを決めます。

モクハの歌声は本当に綺麗でした。

でも そんなすべてがうまく行きそうな予感の中 思わぬ方向にモクハやモクハを取り巻く人たちに暗雲がたれこみます。


『無人島のディーバ』第9話 慰めVS誓い 感想

ボゴル(ギホ)がついに実の父親に会いました。

この時のボゴルの気持ちを考えると胸が締め付けられそうなそんな再会です。

父親のことをまだ憎みきれず、どこかで「変わっていて欲しい」と願っているボゴルがいた気がします。

モクハとボゴルの急接近に戸惑うウハクも見ていて何か、やるせないです。

「もう 仲の良かった3人に戻れないんだろうか?!」そう感じてしまいます。

モクハは、相変わらずポジティヴです。

さすがに15年も1人で無人島にいただけのことはあります。

モクハの生き方や考え方が、周りの人たちにどんどん影響を与えている感じです。

一方で、それぞれが、過去の自分とむき合わざるおえないそんな9話目でもありました。

ちょっと これからの展開に嫌な予感とモクハなら大丈夫!

そんな不安と期待も感じてます。

『無人島のディーバ』第10話 正解VSリスク

モクハは、今のボゴルとウハクの父親カン・サンドゥと話している。

今の父親カンも かつてのボゴルとウハクの父親の動向を心配したいた。

そして、父親カンのとった行動とは、、。

一方、かつての父親ボンワンが、突然兄弟美容室に現れる。

店には、ウハクとボゴルの母ハジョンとモクハの2人しか居なかった。

ボンワンは、自分のところに戻らないと戸籍を偽っていることを警察にバラすと脅す。

そこに 今の父親サンドゥとウハクが入って来る。

ボゴルが急いで美容室に帰るとそこに居たのは、モクハだけだった。

モクハは、ボゴルに「大丈夫。もうすべてが終わった」と伝えると気を失ってしまう。

ボンワンは、警察に連行される。

そんな中 貯水池の中から一台の車が発見される。

その車に乗っていた家族こそ、本当のカン・サンドゥ、ソン・ハジョン、カン・ウハク、カン・ボゴルの一家だった。

そして、兄弟美容室の一家4人が、戸籍を偽って使用していたことがニュースで流れる。

ボンワンは、警察で取り調べを受ける。

モクハ、ウハク、ボゴルもそれぞれの立場で警察から事情聴取を受ける。

そんな時 モクハは、ユン・ランジュから呼び出される。

モクハがユンランジュから問いただされたのは、本当に歌手になる覚悟があるか?

そのためにウハクやボゴル一家と距離を置けるかというものだった。

モクハは、決意して、荷物をまとめて、兄弟美容室の屋根部屋を後にする。

ボゴルは、モクハと出会った時のために1人暮らし用のマンションを借りていた。

それは、モクハが住むための物だった。

モクハは、そこに住むことになる。

モクハが、屋根部屋を出て行ったと翌朝知ったウハクは、父のカン・サンドゥに自分のモクハへの気持ちを話す。

そして、ユン・ランジュがプロデュースするモクハのアルバム制作が始まる。

モクハがアルバムで歌う曲は、すべてユン・ランジュが作詞、作曲したものだった。

すべてが順調だと思われたとき、ユン・ランジュを誹謗中傷する記事がネットで流される。


『無人島のディーバ』第10話 正解とリスク 感想

第10話泣けます、、。

泣きながらこの感想書いてます。

それは、モクハを取り巻く人たちがあまりに良い人たちだから、、。

兄弟美容室一家が、偽の戸籍を使っていた事が知られることになります。

世間の人は事実を知りもしないで、あれこれと言います。

ウハクやボゴルもそれぞれ、退職届けを出します。

モクハが、ユン・ランジュとアルバム制作に入りパク・ウンビンが初めてレコーディングする時の歌が良いです。

ボゴルが、モクハに部屋の鍵を渡すときのOSTが良いです。

『無人島のディーバ』のOSTを集めた楽譜が出たら欲しいと思ってしまいました。

モクハは、強いです。

さすがに15年無人島で生き延びただけのことはあります。

でも 『無人島のディーバ』がドラマとして伝えたいのは、「人は1人では生きてはいけない」

そして、「人は独りで生きていくべきではない」

それが、1番伝えたいことなのかなぁ〜と第10話目を見て感じました。


『無人島のディーバ』第11話 お人好しVSしたたか

ユン・ランジュとモクハは、記者会見をするところまで、追い詰められていた。

モクハが、黙って兄弟美容室の屋根部屋を出て行ってから、久しぶりにモクハは、ウハクと会う。

ウハクは、記者として、記者会見に挑むモクハにアドバイスをしてくれる。

ユン・ランジュは、過去にR&Jの株を自分のアルバムが2000万枚売れたらR&Jの株を半分もらう契約をしていたこと。

そのために口パクで、「N回目の全盛期」に出演したことを素直に謝った。

モクハは、記者会見でユン・ランジュの1ファンとしての思いを話す。

ユン・ランジュとモクハの記者会見は散々な結果となった。

ユン・ランジュは、R&J会社イ代表の元を離れる。

モクハは、ユン・ランジュをかばう発言を記者会見でしたことで、自分にまで火の粉が飛んできてしまう。

ウハクやボゴル(ギホ)の父親は、公文書偽造などの罪で、実刑になる確率が高かった。

ボゴル(ギホ)は、「自分達家族に関わるな」とモクハに言う。

一方 交通事故で意識がなかった保険外交員でボゴル(ギホ)の同級生だったハン・デウンの意識が戻る。

既にこの交通事故は、誰かが車の中に〈蜂〉を入れたことで起きた交通事故かもしれないと思われていた。

現在の父 カン・サンドゥと母 ハジョンは、共に取り調べのために検察に呼ばれていた。

検察の取り調べは、ウハクとボゴルにも及んでいた。

そこには、元父親のボンワンの姿もあった。

ボンワンは、検察の取り調べで、墓穴を掘ってしまう、、。

モクハは、自身のミュージックビデオを撮るために用意されたセットをユン・ランジュに譲る。

ユン・ランジュの母にユン・ランジュが歌う姿を見せるために、、。

ユン・ランジュの母は、認知症のように思われていたが、その母は、かつて自分が歌手になることを夢見ていた。

ユン・ランジュを妊娠したことで自分の夢を諦め、ユン・ランジュが輝いて歌う姿と自分を重ねて見ていたのだ。

モラのマネージャー、パク・ヨングァンは、ユン・ランジュが母のためだけに歌っていたものを撮影し、ユン・ランジュの新曲として密かに配信する。

パク・ヨングァンは、今はモラのマネージャーだが、かつてはユン・ランジュに見出された歌手だった。

ユン・ランジュの母は、娘の新曲のヒットの話しを喜びながらこの世と別れを告げる。

そんな中、兄弟美容室の一家4人にそれぞれ検察からの通知が届く。

そして、ギホ(ボゴル)とモクハは自分達の思いを確認し合う。

そんな幸せを1人、憎む者がいた、、。


『無人島のディーバ』第11話 お人好しVSしたたか 感想

第11話、私は、また泣いてしまいました。

私には、モクハの見返りを求めない思いやりや愛や勇気が少しでもあるんだろうか、、。

そう考えたら泣けてしまいました。

『無人島のディーバ』は、ただ歌手になることを夢見る少女の話じゃないんですね。

かつての有名な歌手が、“レジェンド” って呼ばれる話じゃないんですね。

モクハが、素晴らしい人で行動力も勇気も人を応援する力も並外れてあることは、ここまで『無人島のディーバ』を見てきた方ならお分かりだと思います。

『無人島のディーバ』って、自分の夢は諦めたわけじゃないけど、それを手に入れるためには、自分を取り巻く人たちへの「無性の愛」が必要だよ!

そんなメッセージをもらった気がします。

『無人島のディーバ』の脚本を「べただ」と感じる方もいると思います。

ただ 素直な気持ちで見ると奥の深い、大切なことを教えてくれる「人間ドラマ」だと感じませんか。

いよいよ 次が最終回となりました。

どんなエンディングになるのかなぁ〜?!

気になりますね、、。


『無人とのディーバ』第12話(最終話)偶然VS必然

モクハは、中学時代の親友ムン・ヨンジュと再会する。

ムン・ヨンジュは、交通事故で意識不明だった保険外交員ハン・デウンと結婚していたのだ。

モクハ、ギホ(ボゴル)、ムン・ヨンジュ、そしてハン・デウン。

4人は、中学時代以来15年以上の時を経て、今 兄弟美容室で再会できたことを心から喜んでいた。

そんな時、ボゴル(ギホ)に電話がかかってくる。

現在の父親 サンドゥが、何者かに刺され、病院の手術室に搬送された。

ウハク(チェホ)は、手術室の前で、泣き崩れる。

一方 刑事がボゴルやウハクの実の父ボンワンをたずねる

ボンワンは、大量の薬を摂取して意識がなかった。

ボゴル(ギホ)は、実の父親ボンワンの遺体確認をする。

ボゴルは、ボンワンの遺書を1人で読む。

現在の父 サンドゥの手術は終わったが、意識は戻らず、余談を許さない状況だった。

モクハは、そんなサンドゥに「あなたは、父親と言う言葉の意味を教えてくれた人」と話しかける。

ウハクやボゴル、母のハジョン、そしてモクハの声かけのせいか、みんなの願いが通じたのか、サンドゥは意識を取り戻す。

そして、父親と母親の2人は、本当の名前イ・ウクとカン・ジェギョンとして婚姻届を提出する。

実の父親チョン・ボンワンの遺骨は、誰も引き取り手がない遺骨として処理される。

モクハは、物流センターで働いていた。

モクハは、兄弟美容室の家族4人を養うために働いていた。

ウハクは、本名イ・チェホとして、ボゴルは、本名イ・ギホとしてそれぞれ元の仕事への復職が決まる。

一方 モクハもユン・ランジュも決して歌手への道を捨てたわけでではなかった。

ユン・ランジュは、モクハが歌う曲をR&Jのイ代表に勝手にウン・モラの歌う曲に変えられたと怒りを抱えながらイ代表の家を訪れる。

でも イ代表の口からでた言葉は意外なものだった。

ユン・ランジュは、モクハの意見を最優先するとイ代表と話し合うが、モクハは、ウン・モラの歌を歌うことに決めていた。

ウハク(チェホ)とボゴル(ギホ)は、それぞれのモクハに対する気持ちで揺れていた。

でも ボゴル(ギホ)は、モクハに会うために毎週ソウル駅に行っていた。

ボゴル(ギホ)が10年近くしていた、島の清掃のボランティア活動も実は、モクハを探すためだった。

そして、サンドゥとハジョンは、本名イ・ウクとヤン・ジェギョンの名で兄弟美容室を再開する。

モクハは、ついに「Fly away」という自分が作詞した歌で“新人歌手” としてデビューする。

ウン・モラのマネージャー、パク・ヨングァンも新しい道へ進もうとしていた。

モクハは、モラのように1位をとるような歌手ではなかったが、地道に体育館で行われるような「収穫祭」などに出演するようになっていた。

そして、モクハがステージに上がると会場のお客さんたちが青い風船を振りながらモクハを応援してくれた、、。


『無人島のディーバ』第12話(最終話)偶然VS必然 感想

結論から言ってしまいますが、とても良い最終回でした。

最初の方は、ウハクやボゴルの実の父親ボンワンのあまりの執着の仕方や復讐心に恐怖さへ感じましたが、、。

周りの人達が、モクハのポジティブな発言や行動に助けられていると毎回のように書いたと思いますが、そこには、「モクハを何とかしてあげたい。」

そう言う周りの人たちの思いやりの心や行動が、モクハを「根底で」支えていたように感じました。

モクハもまた 周りの人達から助けられていたんですよね。

モクハが座右の銘にしていた「強く願えばいつか叶う」。

この言葉も決して魔法の言葉ではなく、本気で強く夢が叶うことを信じながらも一瞬の時間も無駄にしないように努力を惜しまないこと。

周りの人達への思いやりや感謝の気持ちを大切にして、それをきちんと言葉で相手に伝えること。

私たちが、そんな当たり前のようでいて、できていない事を教えてくれたそんなドラマでもありました。

モクハの夢が叶った時の衣装がどのドレスよりもパク・ウンビンに似合ってました。

そのドレスは、16歳の少女が着られるようなドレスではなく、31歳で、いろんな事を乗り越えてきて、デビューした女性だから着られるオーラのようなものを感じました。

最後にモクハのデビュー曲「Fly away」の歌詞をお届けします。

「どれだけさまよったんだろう

思い出せない 果てのない霧の中

絞り出すように言った 慰めの言葉

暗かった空に 星々がともり  私たちを照らす

目を閉じて この瞬間を感じてみて  私に寄りかかって

寂しかったその日の痛みも

一緒なら 耐えられる

Fly away   Fly away  Fly away~~~~~~~~~」

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。




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